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業務用コピー機のリースの料金相場は?失敗しない業者選びを解説

2025年8月7日
業務用コピー機のリースの料金相場は?失敗しない業者選びを解説

初期費用の大幅削減と充実したサポート体制を理由に、多くの企業がリースを選択しています。

しかし、「リース料金の相場がわからない」「どの業者を選べばよいかわからない」といった不安を抱える企業も少なくありません。

業務用コピー機のリース料金は機種や契約条件によって大きく異なり、適切な業者選びを怠ると、想定以上のコストがかかってしまう可能性があります

この記事では、業務用コピー機リースの料金相場から失敗しない業者選びのポイント、リースのメリット、注意点まで詳しく解説します。
ぜひ参考にしてください。

業務用コピー機をリースした場合の料金相場

業務用コピー機をリースした場合の料金相場

業務用コピー機のリース料金は、月間の印刷枚数によって大きく変わります

多くのリース業者では「カウンター方式」を採用しており、印刷した枚数に応じて使用料が発生する仕組みをもちます。

月間印刷枚数別の料金相場は、以下のとおりです。

月間印刷枚数月額料金の目安
500枚程度約5,000円
1,000~3,000枚約10,000~15,000円
5,000枚以上30,000円以上

カウンター料金には、おもに以下の内容が含まれます。

  • トナー代
  • 修理費用・出張費
  • 部品代
  • 定期メンテナンス代

印刷枚数が多いほど月額料金が高くなる傾向があるため、自社の印刷頻度を正確に把握すると、適切な料金プランを選択できるでしょう。

失敗しない業務用コピー機リース業者の選び方

失敗しない業務用コピー機リース業者の選び方

業務用コピー機のリース業者を選ぶときには、以下5つのポイントを確認することが重要です。

  • 料金体系の透明性
  • アフターサポートの充実度
  • 契約条件の柔軟性
  • 実績と信頼性
  • 提供機種の豊富さと最新性

これらのポイントを総合的に判断できると、導入による失敗を防ぎやすくなります。
それぞれ詳しく解説します。

料金体系の透明性を確認する

業務用コピー機のリース契約では、複雑な料金体系が採用されているため、事前に内訳を詳しく確認することが重要です。

特に、以下の項目について、明確な説明を求めましょう。

  • リース料金(機器本体の月額料金)
  • 保守料金(メンテナンス費用)
  • カウンター料金(印刷枚数に応じた従量課金)

信頼できるリース業者は、これらの料金体系をわかりやすく説明し、見積書にも詳細を記載します。

曖昧な表現や一括表示のみの業者は避け、各項目の単価や計算方法まで開示してくれる業者を選ぶことが大切です。

アフターサポートの充実度を評価する

業務用コピー機のリース業者は、アフターサポートの充実度をしっかりと評価して選びましょう

サポート体制で特に確認すべきポイントは、以下のとおりです。

  • 故障時の対応:無料修理の範囲と対応時間
  • 保守体制:定期メンテナンスの有無
  • 連絡手段:24時間対応の可否
  • 技術者派遣:出張サービスの対応エリア

故障時も無料で修理が可能になる場合があるため、保守契約の内容を詳しく確認しておきましょう。
また、管理が楽になるよう、定期的なメンテナンスサービスが含まれているかも重要な判断材料です。

優良なリース業者は、機器の導入から運用まで一貫したサポート体制を整えており、トラブル発生時も迅速に対応してくれます。
契約前には、実際のサポート実績や顧客満足度についても確認するのがおすすめです。

契約条件の柔軟性を比較する

業務用コピー機のリース業者を選ぶときは、契約条件の柔軟性を必ず比較検討しましょう。

重要な比較ポイントは、以下のとおりです。

比較ポイント確認内容
契約期間3年・5年・7年など、選択肢の豊富さ
途中解約違約金の有無と金額設定
機種変更契約期間中の変更可否
契約更新再リース時の条件と料金

特に、中途解約条件の確認は重要です。
事業規模の変化や移転により、契約期間満了前に解約が必要になる場合があります。

違約金が高額すぎる業者は避け、合理的な範囲内で設定されている業者を選ぶことが大切です。

また、業務拡大時の機種変更や追加導入への対応力も確認すべきポイントです。
柔軟な対応が可能な業者なら、将来的な事業変化にも安心して任せられます。

実績と信頼性を調査する

業務用コピー機のリース業者を選ぶときには、実績と信頼性の確認が不可欠です。
企業ではアフターサポートに頼る場面が多いため、安定した経営基盤をもつ業者を選ぶことが重要になります。

確認すべき実績ポイントは、以下のとおりです。

  • 創業年数と事業継続期間
  • 年間契約件数や累計導入実績
  • 契約実績
  • 業界での評判や口コミ

特に、保守サービスは長期間にわたるため、企業の継続性と技術力の両方を備えた業者を選択すると、安心してリース契約を継続できます。

提供機種の豊富さと最新性を見る

リース業者を選ぶときには、取り扱い機種の種類と最新性を確認しましょう。
多様な機種を扱う業者ほど、企業の用途や規模に適した選択肢を提供できます。

確認すべきポイントは、以下のとおりです。

  • 主要メーカー(キャノン、富士フイルム、リコーなど)の最新機種をそろえているか
  • 印刷速度や機能面で幅広い選択肢があるか
  • カラー対応やA3対応など、必要な機能を備えた機種があるか

最新機種を導入すると、省エネ性能や操作性の向上、セキュリティ機能の強化などのメリットを享受できます。

また、クラウド連携やスマートフォン対応など、現代のオフィス環境に適した機能も重要な判断材料となります。

複数メーカーの最新機種を比較検討できる業者を選ぶと、自社のニーズにもっとも適した機種を導入できるでしょう。

業務用コピー機をリースするメリット

業務用コピー機をリースするメリット

業務用コピー機のリース契約には、企業の運営効率を大幅に向上させる多くのメリットがあります。
おもなメリットは、以下のとおりです。

  • 初期費用を大幅に抑えられる
  • 最新機種を導入しやすい
  • メンテナンス・サポートが充実している

それぞれ詳しく解説します。

初期費用を大幅に抑えられる

業務用コピー機をリースで導入する最大のメリットは、初期費用を大幅に削減できることです。

新品の複合機・コピー機を購入する場合、一般的には100万円を超える高額な費用が一度に必要となりますが、リース契約なら初期費用0円で最新機種を導入できます。

購入とリースの初期費用の比較は、以下のとおりです。

導入方法初期費用月額負担
一括購入一般的に100万円以上なし
リース契約0円1~2万円程度

リース契約では、月額10,000~20,000円程度の支払いで高性能な複合機を利用できるため、資金繰りに余裕のない中小企業でも最新機種を導入しやすくなります。

また、まとまった資金を複合機購入にあてる必要がないため、その分の資金をほかの事業投資や運転資金として活用できるメリットもあります。

特に、起業して間もない企業や設備投資を控えたい企業にとって、リース契約は有効な選択肢といえるでしょう。

最新機種を導入しやすい

リース契約では、企業側が希望する機種を指定することが可能です。
これにより、最新の業務用コピー機や複合機を導入でき、新機能や高性能な機能を活用してオフィスの生産性を向上させられます。

また、リース契約期間中に新しい機種が発売された場合でも、契約更新のタイミングで機種変更を検討することが可能です。

常に最新の機能やセキュリティ対策を備えた業務用コピー機を利用し続けられ、業務効率の向上や競争力の維持につながるでしょう。

メンテナンス・サポートが充実している

業務用コピー機をリースすると、充実したメンテナンス・サポートを受けられるメリットがあります。

多くのリース契約では、以下のサポートが含まれています。

  • 故障時の迅速な修理対応
  • 定期的な保守点検
  • 消耗品の補充・交換
  • トナーカートリッジの供給など

特に、資格を保有した認定エンジニアが在籍している業者であれば、複合機の機能を熟知した専門スタッフが、さまざまなトラブルにスピーディーに対応してくれます。

一方、地域密着型のサポート体制を整えている業者では、故障時にもコールセンターの迅速な対応があり、業務の中断を最小限に抑えられるでしょう。

購入した場合は自社でメンテナンス業者を探す必要がありますが、リース契約なら包括的なサポートが受けられるため、管理の手間も大幅に軽減されます。

業務用コピー機のリースを活用するときの注意点

業務用コピー機のリースを活用するときの注意点

業務用コピー機のリースを検討するときは、契約前に必ず確認しておくべき以下のポイントがあります。

  • 月額料金以外の費用を把握する
  • 保守・メンテナンス範囲を明確にする
  • 設置場所とスペースの要件を検討する

それぞれ詳しく解説しますので、導入時にお役立てください。

月額料金以外の費用を把握する

業務用コピー機のリースでは、基本的な月額リース料金以外にも、カウンター料金と呼ばれる従量課金制の費用が発生します。

カウンター料金は印刷枚数が多いほど高くなるため、自社の月間印刷量を正確に把握し、総コストを事前に計算することが重要です。

見積もりを依頼する際は、月額リース料金とカウンター料金の両方を含めた総額でのシミュレーションを業者に求め、予算計画に反映させることが、リース契約成功の鍵となります。

保守・メンテナンス範囲を明確にする

コピー機のリース契約では、保守契約の内容を詳しく確認することが重要です。
保守契約の種類によって、カバーされる範囲が大きく異なります。

おもな保守契約を以下の表にまとめました。

契約タイプ特徴
カウンター保守印刷枚数に応じた料金が発生するが、メンテナンス費用、修理費用、トナー代が無料になる
キットトナー保守トナーの購入代金に保守費用が含まれる
年間保守年間保証のような形態で、トナーは実費負担となるが、契約中は修理サービスが基本無料になる
スポット保守修理依頼のたびに料金が発生する

特に注意すべき点は、以下のとおりです。

  • 対象機種による制限:導入する機種によって加入できる保守契約が決まっている
  • 加入タイミング:導入後の加入や再契約は原則できない
  • サービス品質:料金の安さだけでなく、対応スピードや技術力も重要な判断要素となる

契約前に想定される印刷枚数と保守内容を照らし合わせ、総合的なコストシミュレーションを実施しましょう。

設置場所とスペースの要件を検討する

リース契約を結ぶ前には、設置場所とスペースの要件を十分に検討することが重要です。
適切な設置環境を整えると、機器の性能を最大限に活用でき、トラブルを未然に防ぎやすくなります。

設置に必要なスペースの一般的な目安は、以下のとおりです。

方向必要スペース
前面約1m
左右各50cm
後面約30cm

床面は水平で安定しており、機器の重量(50kg以上の場合もあり)に耐えられる強度が必要です。

また、電源やLANケーブルの配線がしやすい壁際のエリアを選ぶと、配線の煩雑さを避けられます。

さらに、温度10~32℃、湿度15~80%の範囲内で、直射日光や高温多湿を避けた場所を選択することが大切です。

換気環境が整い、ほかの精密機器から離れた場所に設置すると、長期間安定した動作を維持しやすくなります。

自社に最適な業務用コピー機をリースしよう

自社に最適な業務用コピー機をリースしよう

業務用コピー機のリースを成功させるためには、自社の状況を的確に把握したうえで提案してくれる業者を見つけることが重要です。

料金体系の透明性やアフターサポートの充実度、契約条件の柔軟性などの視点で業者を選定しましょう。
また、実績と信頼性、提供機種の豊富さと最新性も確認する必要があります。

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