ミュートとは?ZOOMやインスタでの設定方法についても詳しく紹介

電話・WEB会議・スマホ・PCなどでよく使われているのが「ミュート」です。
デバイスから発信される音を消したり、ご自身の声を相手に届かないようにしたりできます。
ミュートはプライバシーを守るためにも効果的です。
この記事では、ミュートについて・ミュート方法・ミュートにしたことで起こりうる問題とその解決策についてわかりやすく解説していきます。
ミュートとは?

ミュートとは、WEB会議、スマホ通話などでよく使われている方法です。
「音を出さない」「無音」という意味があり、意識的に音を出さなくする機能のことを指します。
ミュート後は完全無音の状態が続く仕組みです。ミュートを解除すると設定前の音量に戻るため、以下のようなシチュエーションで利用できます。
・WEB会議中にクライアントから電話が来た→WEB会議をミュートにすることでクライアントとの通話内容が会議に参加している人たちに聞こえない
・取引先との電話でわからないことがあって上司に確認したい→一時的にミュートにすることでこちらの会話が取引先に伝わらずプライバシーを守れる
・ネガティブな友達の投稿をSNSでみたくない→非表示にしてメンタルケアができる
・電車の中でスマホを触る→デバイスから音ができないようになるため、周りの人たちに迷惑をかけずにマナーを守れる
ミュート機能は手動で設定するものです。
音を出したくない間はずっとミュートにしておけば、音声が相手に流れたり、デバイスから音が出ることはありません。
マナーモードとミュートの違いは?

具体的にマナーモードとミュートの違いを定義づけされているわけではありませんが、原則どちらもデバイスから音が出ることはありません。
そのほかに、マナーモードの場合は音の代わりにバイブレーションで通知や反応があるものの、ミュートはバイブレーションすら振動しない場合が多いです。
ただし、すでに述べたようにマナーモードとミュートの違いは、はっきりとしておらずミュートでもバイブレーションが発動する場合があります。
ウェブ会議システムでのミュート方法

ウェブ会議システムを利用中にミュートにしたい場合の方法をご紹介します。
・ZOOM
・Teams
・GoogleMeet
それぞれのウェブ会議システムのミュート方法をお伝えします。
ZOOM
コロナ禍を経て一気に利用者が増えたZOOMは、会議中でもマイクのミュートが可能です。
ミュートすると、ご自身の声は他の人に届きません。
- ミーティング画面下の参加者アイコンをクリック
- マイクの状態を確認
- マイクアイコンに斜線がついていればミュートである
- マイクアイコンに斜線がついていなければマイクがONになっているため、クリック
マイクアイコンをクリックすることでONとOFFを素早く切り替えられるため、発言をするときなどはONにしておくと安心です。
Teams
Word・Power Point・Excelなどをリアルタイムで共同編集できるTermsも、会議中にマイクをミュートできます。
- 参加前にマイクアイコンの横のトグルを選択してマイクのONとOFFを選択する
- 会議中に画面右上のマイクアイコンに斜線が入っていればミュート完了
- 会議中に画面右上のマイクアイコンに斜線が入っていなければクリックしてミュート
マイクアイコンをクリックすることでONとOFFを素早く切り替えられるため、発言をするときなどはONにしましょう。
その他の方法として、WindowとMACそれぞれ以下の方法でミュートのONとOFFが切り替えられます。
・Windows:「Ctrl」+「Space」長押し
・MAC:「Option」+「Space」長押し
キーの組み合わせを同時に押して話すと簡単にミュートの切り替えができるようになります。
GoogleMeet
ドキュメントなどGoogleサービスの共有がしやすいGoogleMeetもミュート可能です。
- WEB会議が始まったら左上の会議名をクリック
- 「ユーザー」のタブから参加者の横にあるミュートアイコンをクリック
マイクアイコンをクリックすることでONとOFFを素早く切り替えられるため、発言をするときなどはONにしておいてください。
Google Meetの場合は、ご自身のマイクをミュートにするだけではなく、会議に参加しているメンバーのマイクをOFFにするように依頼する機能がついています。
また、WEB会議の主催者であれば、参加者全員のマイクをミュートにする権限を持っています。
各種SNSでのミュートとは?

SNSでもミュート機能は重宝されています。
自分のSNSのタイムラインに表示させたくないユーザーがいれば、ミュートにすることで投稿を非表示にできる仕組みです。
最近ではSNS依存が深刻な問題になっています。
ネガティブな情報や人間関係で悩んでいるときは、積極的にミュート機能を使ってメンタルを安定させましょう。
ユーザーをブロックすると相手にバレてしまいますが、ミュートであれば互いにフォローした状態は継続されるため相手にバレる心配もありません。
各種SNSでのミュート方法

ミュート機能が搭載されたSNSは、以下のとおりです。
・Instagram
・Twitter
・LINE
それぞれのミュート方法を解説します。
Instagramでのミュート方法
Instagramでミュートをする場合、ホーム画面からミュートしたいストーリーのアイコンを長押しすると、いくつかのメニューが表示されるため「ミュート」を選びます。
ミュートの確認画面が表示されると、「投稿とストーリーズをミュート」「ストーリーズのみをミュート」と出てくるため希望する方をクリックしてください。
この方法で該当するユーザーを非表示することができるため、SNSでの疲れやストレスから解放されるでしょう。
Twitterでのミュート方法
Twitterでミュートをする場合、ツイートもしくはユーザーのプロフィールの2種類からミュートする方法があるためそれぞれ紹介します。
【ツイートからミュートする方法】
- ツイートの下「もっと見る」アイコンをクリック
- 「ミュート」をクリック
【ユーザーのプロフィールからミュートする方法】
- ミュートしたいアカウントのプロフィールを開く
- 「もっと見る」アイコンをクリック
- オプションリストの中の「ミュート」をクリック
ミュートは相手に通知されない仕組みとなっているため、ブロックするよりも相手との関係を壊さずに済みます。
LINEでのミュート方法
LINEでミュートする場合、メッセージと電話の2種類からミュートする方法があるためそれぞれ紹介します。
【メッセージ通知のミュート方法】
LINEのメッセージは通知をオフにできます。通知が来ることなくメッセージを受信できます。仕事中や授業中などに通知を受け取りたくないなら便利です。
- ミュートしたい相手のトーク画面を開く
- 右上の三本線のメニューバーを開く
- 「通知オフ」をクリックして斜線が入ったことを確認する
【電話のミュート方法】
LINEの電話をミュートにすると、通話や会議中にこちら側の声が相手に届かなくなるため、大きな音を出したり緊急の電話に出ることができます。
- 通話の画面で「ミュート」をクリック
- ミュートを再度クリックするとミュート解除になる
電話中のミュートは、相手にミュートしていることが伝わるため、失礼に当たらないように事情を説明しておくと安心です。
インスタで投稿を非表示にするには?
インスタグラムで一時的に自分の投稿を非表示にしたい場合は、アーカイブ機能が便利です。
以下の手順で行います。
- プロフィール画面を開いて非表示にしたい投稿を選択
- 右上三点のメニューバーをクリック
- 「アーカイブする」をクリック
- プロフィールから非表示になっていれば完了
アーカイブした投稿はいつでも設定のアーカイブから投稿フィードに戻すことができるため、さまざまな事情に合わせて非表示機能を活用してみてください。
androidのサイレントモードとは?

andoroidのサイレントモードとは、スマートフォンの音量をゼロにして音消しができる設定を指しています。
サイレントモードの状態であれば、バイブレーションやライトアップなどすべての機能を停止させられます。
また、仕事やプライベートで緊急の連絡を逃すことがないように、アプリによっては音ありの通知を受け付けるフレキシブルな設定も可能です。
WEB会議でのマナーとは?

WEB会議のマナーは、以下のとおりです。
・生活音がでないように必要ない時はミュートする
・接続テストを事前に実施する
・必要な資料をすべて開いておく
・時間に余裕を持って入室する
・ハキハキ話す
・身振り手振りも使う
それぞれのマナーについて解説します。
生活音がでないように必要ない時はミュートする
1対1のWEB会議であればそこまで問題になりませんが、複数人でWEB会議を行う場合は、ひとりひとりの生活音が重なると大きな音になるため原則ミュートにしましょう。
喋る人のみがマイクをオンにしてほかの人たちは、発言するとき以外はミュートにしておくことで、発言者の声が聞こえやすくなります。
また、イヤホンなどを着用していると小さな音でもマイクが拾ってしまうため、ノイズが多いWEB会議になる懸念があります。
接続テストを事前に実施する
WEB会議の実施では、接続環境やデバイスに問題がないかどうか、明るさや音声チェックを事前に行いましょう。
大半のWEB会議サービスでは、接続される前にカメラの見え方やマイクの音量・音質チェックができる時間が設けられています。
クライアントや取引先とのWEB会議であれば印象を良くするためにも、ご自身がどのように見えているか確認しておくことが大切です。
必要な資料をすべて開いておく
WEB会議では、直接対面するときに配られるであろう書類をPDFなどで受け取る場合がほとんどのため、印刷したりPDFをダウンロードしたりしてすぐに確認できるようにしておきます。
PCやiPadを上手に活用すれば、そのまま書類に文字が書き込めたりアンダーラインを引けたりして分かりやすくなります。
デバイス上ではどうしても頭に入りにくいという方は、事前にプリントアウトしておく方法を検討しましょう。
時間に余裕を持って入室する
WEB会議に参加するのであれば、インターネット環境の接続問題などを回避するために常に時間には余裕を持って会議通話に入室するようにしてください。
時間に余裕を持って入室しておくことで、何かのトラブルがあっても早急に対処できて、こちらのトラブルで相手を待たせる可能性を最小限に抑えられます。
ハキハキ話す
WEB会議はマイクを通して話をするため、通常の対面会議よりも声が通りにくいため、ハキハキ話すように心がけましょう。
一言一句をしっかりと発音することで、ご自身の伝えたい内容がしっかりと相手に伝わります。
初めのうちは聞き取りづらいと指摘されてしまうかもしれませんが、接続チェックで実際の音声が確認できるため、心配な方は練習してください。
身振り手振りを使う
WEB会議では音声のトラブルが起こりやすいため、身振り手振りを使うのもおすすめです。
ただ口だけを動かすのではなく、カメラに向かってアイコンタクトを取ってみることで相手の気を引けるので会議参加者全体の集中力も高まりやすいです。
電話でのミュートとは?
電話でのミュートを使うと、こちらの声が相手に届かない状態になるため、ビジネスでは社内で確認したいことがあるときなどに使います。
電話をミュートせずに上司に質問すると、会話が相手に筒抜けになる可能性があるため、必ずミュートにしてから誰かと話をするようにしてください。
インスタの通知がこない原因とは?
インスタの通知が来ない原因として、端末側で通知設定をオフにしている可能性が高いです。
設定のアプリケーションからインスタグラムを開いて、通知設定が「オン」になっているかどうかを確認してみてください。
ミュートについて理解しよう

本記事では以下の内容を紹介しました。
・ミュートは「WEB会議」「通話」「デバイス音」「SNS」などさまざまな方法で使われている
・マナーモードとミュートに大きな違いはない
・ウェブ会議でミュートにするとこちらの声が届かなくなる
・SNSでミュートにするとみたくないユーザーの投稿が表示されなくなる
・インスタグラムでは一度投稿した内容を一時的に非表示にすることができる
・WEB会議では対面の会議とは異なるマナーがある
ということがわかりました。
WEB会議や通話の場合、ミュートは相手に通知が行きますが、SNSのミュートは相手に伝わることはありません。
ミュート機能は、スマホ、タブレット、PCを利用する人であれば、頻繁に使う機会のあるものですので、目的によって使い分けましょう。