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DMPとは?仕組みや活用するメリット・デメリット、導入方法を詳しく解説

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DMPとは、ネット上に存在する情報データを管理するためのプラットフォームであり、うまく活用すればマーケティング戦略を効率良く有利に進められます。しかし、ネット上にある情報の活用法や専門的なツールの使い方わからない場合もあるでしょう。

 

そこで本記事では、DMPとは何か、活用するメリットと注意点、DMPを導入する流れについて解説します。

 

DMPとは?

DMP(Data Management Platform)とは、ネット上に存在する情報データを管理するプラットフォームです。またネット上の情報データとは、具体的にはユーザーのアクセス履歴や問い合わせデータなどを指します。

 

たとえば顧客の購入履歴に合ったキャンペーンのお知らせをメールする、問い合わせフォームから離脱したユーザーに広告を配信するなどの利用方法があります。ネット上のデータを活用すれば、それぞれの顧客に合ったマーケティング戦略を展開できるでしょう。

 

DMPが注目されている背景

DMPが注目されている背景には、新型コロナウイルスの影響によりネット上で取引をするケースが多くなったことやIT技術・ネットの普及などがあります。また顧客のニーズが多様化したため、より深く情報データを分析してそれぞれの顧客に合ったマーケティング戦略が必要とされるようになりました。

 

今後もこの傾向が進むことが予想されるため、DMPを有効活用してネット上の情報を生かす戦略は重要性が増していくでしょう。

 

DMPの種類

DMPは扱うデータの種類の違いによって、以下の2種類に分かれます。

 

  • ・パブリックDMP
  • ・プライベートDMP

 

本項目では、これらのDMPについてご説明します。

 

■パブリックDMP

パブリックDMPは、自社で管理していない外部データを管理するプラットフォームです。このようなデータは3rd partyデータと呼ばれます。

 

Webサイトの行動履歴や年齢、性別などの属性情報など、個人が特定できないネット上のオープンな情報を扱います。不特定多数のユーザーの情報を収集、分析してマーケティング活動に生かすことで、新規顧客の開拓につなげていくのです。

 

■プライベートDMP

プライベートDMPとは、社内で保有する顧客の個人情報や購買履歴、興味関心などの内部データを扱うDMPです。このようなデータは、1st partyデータと呼ばれます。

 

プライベートDMPを活用して情報を収集、分析することで、リピーターの獲得など既存顧客に対するマーケティング活動を有利に進められます。

 

MAツールとの違い

DMPと良く似たツールに、MAツールがあります。どのような違いがあるのかご説明しましょう。

 

MAツールは、個人を特定できる情報のみを管理するツールです。たとえば、顧客の個人情報や購買履歴、行動履歴などを管理します。一方、DMPは個人を特定できる情報だけではなく、ネット上の不特定多数の情報も扱います。

 

このように、DMPとMAツールは扱う情報の範囲が異なるのです。

 

DMPを活用する4つのメリット

DMPについて立ち話をするビジネスマン

DMPを活用する4つのメリットについて見ていきましょう。

 

①膨大なデータを一元管理できる

DMPを使えば、膨大なネット上の情報や顧客情報などを一元管理できます。データが別々のツールでバラバラに管理されていると、管理に手間や時間がかかってしまいます。

 

しかし、DMPがあれば必要なすべてのデータを一元管理できますので、効率良くデータの収集、統合、分析が行えるのです。

 

②データ分析・課題発見を効率化できる

データ収集のためのツールがあればデータを得られるので、Excelなどを使って手動で分析することも可能です。しかし、手動ではコストがかかるだけでなく、ミスをしてしまう恐れもあります。

 

そのようなときにDMPを使えば、データ分析や課題発見を効率良く行えるのです。

 

③ターゲット層の設定が容易になる

マーケティング戦略を成功させるために重要なのが、自社のターゲット層がどこなのかを明確にする点です。DMPを使えばターゲットが明確になり、マーケティング戦略のターゲットとして設定することが容易になるでしょう。

 

④素早く的確なマーケティング施策を実施できる

DMPを活用すれば、自社に合ったマーケティング施策を実施できます。いろいろな広告戦略をやみくもに行うのではなく、最初から自社に合った施策を見定めることができるので、効果が早く出るでしょう。

 

DMPを活用する際の3つの注意点

ミーティングをする人たちを上からみた図

DMPを活用する際の3つの注意点についてご説明します。

 

導入するだけでは成果を得られない

DMPを導入したからといって、何もしなくても成果を得られるわけではありません。ツールを使いこなせる担当者が的確にデータを管理し、正しく分析しなければ結果は出ません。そのため、ある程度ITリテラシーを持った担当者が必要です。

 

セキュリティ面の整備が必須になる

DMPではネット上の不特定多数の情報のほか、自社の顧客情報や購買履歴などの重要な情報を扱います。そのため、セキュリティ面での体制や仕組みの整備が必須です。具体的には、データの所在の明確化、管理者・権限の設定、プライバシーポリシー・セキュリティポリシーの制定などの対策が必要です。

 

DMPツールを使えば自社の顧客情報や購買履歴などにアクセス可能になるため、データの流出が起きないように対処しなければなりません。

 

組織内での連携を高める必要がある

DMPツールを使えば、ひとつの部署のデータだけでなく複数の部門のデータを連携させることも可能です。別部署のデータも生かせば、多くの情報が集まってより多くのことがわかるでしょう。

 

そして、他部署のデータも連携させるためには、組織内の連携が必要です。データの形式をそろえたりデータを収集しておく場所を決めたりすることで、スムーズにデータ連携ができます。

 

DMPを導入する流れ

successまでの過程

DMPを導入する流れについてご説明します。

 

①導入目的を明確化する

まずは、導入目的を明確化します。目的を決めずに膨大なデータを分析しても、得られるものは多くありません。そのため「顧客数5%アップ」「広告費用10%削減」など、目的を明確にしましょう。

 

②システムを選定する

どのDMPを使うか、システムを選定します。このとき、明確にした目的に合った機能や性能を持つシステムを選びましょう。初期費用やランニングコスト、自社の環境に合うかどうかなども見極める点も重要です。

 

③データを収集する

必要なデータを収集します。DMPツールには快適にデータを収集できる機能があるので、活用しましょう。

 

④データ分析をして改善策を練る

データを分析して、自社の顧客や不特定多数のユーザーのニーズや動きを分析します。そして、その分析結果を元に改善策を練っていきます。

 

⑤施策を実行し、PDCAサイクルを回す

改善策を実行した後、最初に立てた目的が達成されたかどうかを分析します。達成できていなかった場合、改善点を分析して再度対策を実行していき、PDCAサイクルを回します。その後の対応を決めるために、結果のフィードバックは必ず行いましょう。

 

まとめ

本記事では、DMPとは何か、活用するメリットと注意点、DMPを導入する流れについて解説しました。DMPを上手に活用すれば、自社のマーケティング戦略に大きく貢献することがわかっていただけたのではないでしょうか。しかし、DMPを導入しても運用できる担当者がいない、自社の技術レベルでは難しいとお悩みの企業も多いと思います。

 

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