ホームページで検索上位されるには?いますぐできるSEOの内部外部対策
自社のサービスや商品の認知度を上げるためには、ホームページは不可欠です。
ホームページが検索エンジンで上位表示されるようになれば、集客だけでなく広告収入も見込めるようになります。
しかし、ホームページを作成しただけで、自然と上位表示されるわけではありません。
同じように、上位表示させたいと考えてSEO対策をしている競合他社に、対抗していく必要があります。
〈この記事を読んでわかる内容〉
- ホームページの上位表示はなぜ必要か
- 上位表示できない理由
- 上位表示させるための対策
- 評価が低いホームページの特徴
ホームページを検索エンジンで上位表示させるために、できる対策について紹介していきましょう。
ホームページの上位表示はなぜ必要か
何か気になることや調べたいことがある時には、Google、Yahoo!といった検索エンジンを利用して情報を探します。
ユーザーは求めている答えを早急に知りたいと思っていますので、検索エンジンに上位表示されたサイトしか閲覧しません。
多くの場合は3位程度まで、さらに11位以下のサイトはほぼ閲覧されないと思っていいでしょう。
ホームページの上位表示はなぜ必要か、具体的な理由については以下の通りです。
- 集客に直結するから
- 広告収入が見込めるから
多くの人に見てもらうためにも、上位表示は重要なことなのです。
理由について詳しく解説しましょう。
集客に直結するから
ホームページが多くの人の目に触れれば、自社の集客に直結すると言っても過言ではありません。
競合よりも自社のサービスや商品が認知されるようになり、ホームページ内で購入ができればそのまま売り上げにつながります。
検索エンジンで上位表示されるのは、駅前の人通りが多い場所にお店を出店するのと同じような効果があります。
新商品の情報やセールの告知をしておけば、リピーターの獲得にもつながるでしょう。
広告収入が見込めるから
ホームページが検索エンジンで上位表示されると、広告収入が見込めるようになります。
個人のブログであってもアフィリエイトなどで収益が見込めます。
ホームページが多くの人の目に閲覧されれば、自社の商品購入だけでなくこのような広告収入を得られるようになるのです。
Google上位表示の仕組み
検索アルゴリズムとして、Googleは検索順位を決める独自の基準を用いています。
上位表示されるための仕組みでは、以下の要素が重要視されると公言しています。
- 検索意図の把握
- ウェブページの関連性
- コンテンツの品質
- ユーザビリティ
- 文脈の考慮
検索エンジンで上位表示させたいのであれば、まずはGoogleの方針を理解するべきです。
この方針に沿って、自社の良さを出せるようなホームページ作りをしていきましょう。
ホームページが上位表示されない理由
どんなに気合を入れて見た目の美しいホームページを作ったとしても、作っただけでは上位表示されません。
ホームページを公開したにも関わらず、なかなか上位表示されない場合はこのような理由が考えられます。
- サイトがインデックスされていない
- コンテンツが低いと評価されている
- 競合サイトが強い
また、ウェブ上の情報を集めて、検索順位を決定させている「クローラー」に有益なホームページだと認識される必要があります。
サイトがインデックスされていない
インデックスとは、GoogleやYahoo!の検索エンジンにサイトが登録されることです。
インデックスされていない状態ですと、クローラーがサイトを認識していませんので検索エンジンに上位表示されません。
しかしどこかで「インデックスを登録する」という作業があるわけではありません。
基本的にはホームページ更新を継続し、インデックスされるのを待ちます。
ただしnoindexタグが入っていると、インデックスさせないような仕様になってしまっていますので注意してください。
コンテンツが低いと評価されている
検索エンジンに上位表示されているホームページは、ユーザーにとって有益な情報が記載されているものです。
ただ上位表示を狙っただけの質の低いコンテンツでは、クローラーに評価されません。
検索エンジンの細かい判断基準は公表されてはいませんが、ユーザーが求めているコンテンツを提供できるよう意識しておきましょう。
競合サイトが強い
検索エンジンの順位は、競合サイトとの相対性が関係しています。
上位表示させたいと狙うキーワードを、他社も狙っているとそれだけ競争率が高くなります。
狙うキーワードや似た商品が多いような競合他社が多い会社のホームページは、それだけ上位表示が難しいといっていいでしょう。
逆の発想をすると、競合他社が少ないキーワードを狙えば上位表示させやすくなります。
穴場なキーワードから上位表示を狙うのも方法のひとつです。
ホームページを上位表示させる方法
ホームページはを上位表示させるにはユーザーからの目に触れない部分でも対策が必要になります。
有効的な手段として、以下の方法を試してみてください。
- Google Search Consoleを利用する
- 独自性があり良質なコンテンツを提供する
- SEOの内部対策を強化する
- SEOの外部対策を強化する
- ユーザビリティを意識する
- クローラビリティを高める
Google Search Consoleを利用する
ホームぺージの上位表示を狙うのであれば、まずはGoogle Search Consoleに登録しましょう。
Google Search Consoleとは、Googleのツールで検索順位の検索やホームページ内の問題などをチェックできます。
無料で利用できますし、Google Search Consoleに登録するとクローラーに認識されやすくなります。
インデックスされるまでに時間がかかっている時だけでなく、最新記事の更新情報も認識されやすくなります。
独自性があり良質なコンテンツを提供する
良質なホームページだと認識されるためには、コンテンツの独自性も重要です。
ユーザーが関心のあるキーワードや専門的な内容を盛り込みつつ、独自の視点でコンテンツを作成しましょう。
コンテンツが充実していないホームページは、ユーザーがすぐに離脱してしまいます。
最後まで読まれているコンテンツか、記事内のリンク先の記事も閲覧しているか、といった点も評価の対象になります。
検索クエリの意図を読む
検索クエリとは、ユーザーが検索窓に打ち込むキーワードです。
表面的な言葉の意味だけでなく、ユーザーの検索意図を深く考えてみましょう。
検索した内容だけでなく、さらに知りたいとユーザーが望んでいる内容までカバーできると理想的です。
すでに上位表示されている競合サイトを参考にして、検索クエリの意図を理解し、記事内容をカバーしておきましょう。
SEOの内部対策を強化する
SEO対策は、ホームページのサイト内を強化させる「内部対策」と、サイト外からアプローチをする「外部対策」があります。
SEOの内部対策を強化すると、クローラーの巡回を促して正しい情報を伝えられるようになります。
たとえば以下のような対策をしましょう。
- h1にキーワードを入れる
- meta descriptionを最適化させる
- 見出しタグを適切に使用する
- altタグを使用する
- 内部リンクを設定する
難しい内容ではなく、1本1本の記事を更新する度に意識したい内容ばかりです。
これらの基本的な内容を理解し継続させ、webページ単体ではなく、webサイト全体としての評価を上げていきます。
SEOの外部対策を強化する
ホームページを上位表示させるためには、内部だけではなく外部からの対策も重要です。
外部のサイトからの評価、第三者からの評価が高いサイトであるかが判断されています。
具体的なSEO外部対策とは、これらの内容を指します。
- ナチュラルな被リンクを獲得する
- サイテーションを獲得する
それぞれについて解説しましょう。
ナチュラルな被リンクを獲得する
外部のサイトからリンクを貼ってもらうのを、被リンクといいます。
被リンクで重要なのは「数」と「質」であり、故意に操作したものではなく自然な被リンク(ナチュラルリンク)であるかが重要になります。
さらに、リンク元のサイトのドメインの強さや評価の高さも関係しています。
より自然な被リンクを多く集めていると、検索結果に反映されてくるでしょう。
サイテーションを獲得する
サイテーションとは、企業名やサイト名など、自社について言及・引用されることです。
被リンクがついているかは関係なく、テキストで言及されればいいので被リンクよりもハードルが低いといえるでしょう。
SEOに直接関係があるかGoogleからは正式な発表はされていませんが、外部対策のひとつとして留意しておきましょう。
ユーザビリティを意識する
ユーザビリティとは、「有用性」「使い勝手のよさ」といった意味があります。
ホームページにおけるユーザビリティとは、ユーザーにとっての使いやすさや見やすさといった意味合いがあります。
見やすいホームページを作るために、このような項目がクリアになっているか確認してみましょう。
- 文字サイズを適切にする
- 404エラーページを設定する
- ページ速度の高速化
- スマホやタブレットで見やすいか
- パンくずリストが設定されているか
パソコンだけでなくスマホやタブレットでも見やすいか、読み込みが遅い場合は画像サイズが大きすぎないか、といった点に注意しましょう。
クローラビリティを高める
「クローラビリティを高める」とは、ホームページ内をクローラーが巡回しやすいように整えておくことです。
クローラーの巡回をうながす対策として、このような方法があります。
- XMLサイトマップを作成する
- SSLを適用する
- URLを正規化する
- robots.txtを設置する
- 構造化データをマークアップする
- 内部リンクをつける
ホームページの見た目には関係ない内容のように思えるかもしれませんが、ユーザビリティにもつながる部分があります。
評価が低いホームページとは
ホームページを上位表示させようと作成していても、評価が低くなってしまう場合があります。
検索エンジンにとって評価が低いホームページは、これらの特徴があります。
- キーワードを不自然に盛り込みすぎ
- 外部リンクが多すぎる
- コピペした内容を掲載している
キーワードを不自然に盛り込みすぎ
ホームページをとあるキーワードで上位表示させたいのであれば、狙ったキーワードを記事内に取り入れるのは鉄則です。
しかしひとつのキーワードばかりが不自然に記事内に盛り込みすぎていると、スパム行為とみなされ評価が下がってしまう場合があります。
不自然に同じキーワードばかりを入れずに、関連キーワードや共起語などの言葉を上手に盛り込んでいきましょう。
ユーザー意図を読んで、専門用語も入れていくように意識して、自然にキーワードを取り入れていきましょう。
外部リンクが多すぎる
SEOの外部対策として被リンクの重要性をお伝えしましたが、あくまでもナチュラルリンクが評価されます。
中には不正な被リンクを多く貼ってもらっていると、検知されてペナルティを受ける危険があります。
ペナルティを受けたサイトは、当然ながら上位表示されなくなってしまいます。
被リンクはホームページの評価に重要な要素ではありますが、やりすぎると逆効果です。
コピペした内容を掲載している
ホームページのコンテンツは、独自性がありユーザーにとって有益な情報でなければいけません。
インターネット上にすでに記載されている、他サイトの内容をコピペした内容では低評価なホームページになってしまいます。
すでに他のホームページで触れられている内容であったとしても、オリジナルの表現をしましょう。
独自性のあるアプローチをしていれば、内容が似ていたとしてもコピペとして評価が下がることはありません。
リスティングで上位表示させる
リスティングとはGoogle広告のひとつで、検索エンジンの検索結果に表示される広告です。
クリック数によって広告費用がかかってしまいますが、ユーザーが検索したキーワードによって表示されます。
ホームページを作成したとしても上位表示されるまでに時間がかかりますが、リスティング広告であればすぐに上位表示させられます。
広告料がかかるので、リスティングを利用するかはよく検討してからにしましょう。
ホームページを上位表示させる方法はある
どんなに凝ったホームページを作ったとしても、作っただけでは上位表示されません。
まずはユーザーにとって有益なコンテンツであるか、良質なwebサイトであるのは重要な条件です。
さらにSEOの内部対策や外部対策を強化させるなど、できる方法でホームページの質を向上させていきます。
ユーザビリティだけでなく、クローラビリティも充実させ、自社の商品やサービスの良さを多くの人に認知されるようにしていきましょう。
SEO対策まで視野に入れた際に自社でのホームページ作成が難しいと判断された場合は、外注も視野に入れて検討していきましょう。
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