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お店にWiーFiを設置したい人必見!失敗しない6つの手順と注意点を徹底解説

2025年9月17日

お店にWiーFi導入を検討しているけど「設置方法がわからない」「どれを選べばいいかわからない」と悩んでいませんか?

実は、Wi-Fi環境の有無は顧客がお店を選ぶ大きな基準の一つです。Wi-Fiがないために、顧客が競合店に流れてしまうのは避けたいです。

本記事では、お店のWi-Fiに関する悩みを解決するため、以下の内容について解説します。

  • 設置する手順
  • WiーFiの種類
  • 【規模別】WiーFiのおすすめ
  • 設置する際の注意点

これからお店にWi-Fiを設置したいと考えている方はもちろん、すでにWi-Fiを導入しているものの、もっと快適な環境を整えたいと考えている方も、ぜひ最後までご覧ください。

失敗しない!お店にWi-Fiを設置する手順6ステップ

お店にWiーFiを設置する手順を、6つのステップで紹介します。

  1. 自社に合ったWiーFiを比較検討する
  2. 導入するWiーFiサービスの契約を申し込む
  3. 開通工事の日程を決める
  4. WiーFiルーターと機器の初期設定を行う
  5. 接続テストを行い動作を確認する
  6. 店内にWiーFiの利用案内を掲示する

適切な導入を行うことで、失敗のリスクを防ぐことができます。

1.自社に合ったWi-Fiを比較検討する

まずは、お店のニーズに合った無駄のないWi-Fi環境を整えるために、自社に最適なサービスを比較検討しましょう。

以下は、比較検討するポイントを表にまとめています。

検討項目詳細
お店の状況を把握する・お店の広さや客席数、想定されるWi-Fiの利用者数を確認
・Wi-Fiを多く利用する時間帯を想定
最適なWi-Fiサービスを検討する・回線の種類
・通信速度
・セキュリティ機能
・サポート体制
複数のサービスを比較する・初期費用
・月額料金
・契約期間
・違約金 など

これらの情報を踏まえて、複数の会社やサービスを比較し、自社に最も適したプランを見つけます。

以下の記事では、Wi-Fiを選ぶ基準について詳しく解説しています。あわせてご覧ください。

飲食店にはWi-Fiの設置がおすすめ!導入する4つのメリットや成功事例を徹底解説

2.導入するWi-Fiサービスの契約を申し込む

最適なサービスを選んだ後は、Wi-Fiの契約を申し込みましょう。

契約を申し込む場合は、個人と法人で準備する書類が異なります。

必要な書類
個人・本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード、健康保険証、パスポートなど)
・ クレジットカード、または銀行口座情報(通帳など)
法人・会社の登記簿謄本
・担当者の本人確認書類
・ 法人名義のクレジットカード、または銀行口座情報

必要な書類を準備したら、オンラインまたは電話でWi-Fiサービスプロバイダーに申し込みます。

申し込みから実際に利用できるようになるまでの期間は、サービスによって異なるため、余裕を持って計画を立てることが重要です。

3. 開通工事の日程を決める

WiーFiサービスの契約時は、開通工事の日程を決める必要があります。

工事は一般的に数時間で完了しますが、建物の状況によっては時間がかかる場合があります。

そのため、お店の営業に影響が出ないよう、営業時間外や定休日などを利用して工事日程を組むことが大切です。

工事内容によっては立ち会いが必要な場合もあるので、事前に確認しておきましょう。

4.WiーFiルーターと機器の初期設定を行う

工事完了後、Wi-Fiルーターと機器の初期設定を行いましょう。

初期設定の主な手順は以下の通りです。

  1. ルーターを電波が届きやすい場所に設置する
  2. ルーターの電源を入れる
  3. パソコンやスマートフォンを接続して初期設定画面を開く
  4. 識別しやすいネットワーク名(SSID)を設定する
  5. 顧客に提供するパスワードを設定する

お店の情報漏洩を防ぐために、従業員用と顧客用のネットワークを分ける設定を忘れずに行いましょう

5.接続テストを行い動作を確認する

Wi-Fiルーターの設定が完了後、実際にスマートフォンやパソコンを接続し、インターネットが正常に使えるか確認しましょう。

また、通信速度が安定しているか、電波が届きにくい場所がないかもチェックする必要があります。

6.店内にWi-Fiの利用案内を掲示する

WiーFi環境が整った後、顧客に利用してもらうための案内を店内に掲示しましょう。

ネットワーク名(SSID)とパスワードを記載した案内を作成し、テーブルやレジ周辺など、顧客の目につきやすい場所に置くと効果的です。

さらに、QRコードを印刷しておけば、顧客はスマートフォンで読み取るだけで簡単に接続できます。

このように、利用方法をわかりやすく伝えることで、顧客はスムーズにWi-Fiを利用でき、お店のサービス向上にも繋がります

お店に設置するWi-Fiの種類3選

お店に設置するWiーFiの種類は、主に3つあります。

  1. 光回線
  2. モバイルWiーFiルーター
  3. 据え置き型ルーター

それぞれ詳しく紹介します。

1.光回線

光回線は、光ファイバーケーブルを建物に直接引き込み、安定した速度で使えるインターネット回線です。

光回線の特徴を、以下の表にまとめています。

項目詳細
費用相場・初期費用:約2万~4万円
・月額費用:約3,000~6,000円
メリット・通信速度が安定している
・大容量のデータ送受信や、リアルタイムの決済処理などに適している
・通信量に制限がないプランがある
デメリット・開通工事が必要なため、利用開始までに時間がかかる
・工事費用や月額料金が、他の回線に比べて高くなる
・物件によっては工事ができない場合がある

光回線は、多くの人が同時にWi-Fiを利用する大規模な店舗やカフェ、レストランなど、顧客の滞在時間が長いお店におすすめです。

2.モバイルWi-Fiルーター

モバイルWi-Fiルーターは、5G/4G回線を利用した持ち運びが可能な小型のWiーFiルーターです。

以下では、モバイルWiーFiルーターの特徴をまとめています。

項目詳細
費用相場・初期費用:3,000円~5,000円
・月額費用:3,000円~5,000円
メリット・開通工事が不要で、機器が届いたらすぐに利用できる
・初期費用・月額費用を抑えやすい
・持ち運びしやすい
デメリット・通信速度や安定性が、光回線に劣る場合がある
・利用場所の電波状況によって通信速度が変動しやすい
・月間のデータ利用量に上限がある

モバイルWi-Fiルーターは、小規模な店舗や一時的な利用、工事が難しいお店におすすめです。

3.据え置き型ルーター

据え置き型ルーターは、モバイル回線を利用しながら、コンセントに挿すだけで簡単にWi-Fi環境を構築できる機器です。

以下では、据え置き型ルーターの特徴を表にまとめています。

項目詳細
費用相場・初期費用:約1万~3万円
・月額費用:約4,000~6,000円
メリット・工事が不要で、コンセントに挿すだけですぐに利用できる
・配線が少なく、すっきりとした見た目を保てる
・店舗のレイアウト変更にも柔軟に対応できる
デメリット・電波状況に左右されやすいため、通信が不安定になる場合がある
・通信速度は光回線に劣る場合が多い
・月間のデータ容量に上限がある

据え置き型ルーターは、光回線の工事が難しいお店や、すぐにWi-Fiを使いたい場合に適しています。

【規模別】お店に設置するWiーFiのおすすめ

お店の規模に応じたおすすめのWiーFiを紹介します。

  • 小規模向け|100㎡程度
  • 中・大規模向け|300㎡程度

自分のお店の規模を確認し、適したWiーFiを導入してください。

小規模向け|100㎡程度

100㎡程度の小規模店舗には、手軽なモバイルWi-Fiルーターか、光回線がおすすめです。

たとえば、カフェや美容室、小売店が挙げられます。

ルーターをお店全体の中央に設置することで、全体に電波が行き渡り通信のムラをなくせます。

また、同時に接続する数も考慮して、10台程度の利用に耐えられる機種を選ぶことが大切です。

このように、お店の広さや利用状況に合わせて選ぶことで、顧客にストレスのない快適なインターネット環境を提供できます。

中・大規模向け|300㎡程度

300㎡程度の中・大規模の店舗には、光回線の導入がおすすめです。

たとえば、レストランやホテル、商業施設が挙げられます。

光回線は、多くの人が接続しても通信速度が低下しにくいです。

また、専門的なサポート体制も整っているため、トラブルが起きた時も安心です。

したがって、中・大規模店舗のWi-Fiを導入する際は、通信の安定性を1番に考えた回線を選びましょう。

お店にWiーFiを設置する際の4つの注意点

お店にWiーFiを設置する際に気をつける点は、4つあります。

  1. セキュリティ対策をしっかり行う
  2. 設置場所は電波状況を考慮する
  3. 費用や契約内容を事前に考慮する
  4. 通信速度と接続台数を把握する

1つずつ詳しく解説します。

1.セキュリティ対策をしっかり行う

お店にWi-Fiを設置する際は、セキュリティ対策をしっかり行う必要があります。

公衆Wi-Fiでは、不特定多数の人が接続するため、情報漏洩や不正アクセスなどのリスクが高まります。

そのため、顧客用と従業員用のネットワークを必ず分けておきましょう

また、顧客用のWi-Fiにもパスワードを設定し、誰でも自由に利用できないようにするだけで、安全性が大きく向上します。

適切なセキュリティ対策を施すことで、来店するすべての人が安心してWi-Fiを利用できるでしょう。

2. 設置場所は電波状況を考慮する

Wi-Fiの通信環境は、店内の電波状況に大きく影響するため、設置場所は慎重に選ぶ必要があります。

ルーターを適当な場所に置いてしまうと、電波の届きにくい範囲が生じてしまい、顧客が快適にWi-Fiを利用できなくなる可能性があるからです。

たとえば、壁の裏や電子レンジなどの家電製品の近くに置くと、電波が遮られてしまい、通信が不安定になります。

そのため、ルーターはできるだけお店の中心に置き、床から1〜2mの高さに設置することが大切です。

3. 費用や契約内容を事前に確認する

お店にWi-Fiを設置する際は、費用や契約内容を事前にしっかり確認しましょう。

契約するサービスによって初期費用や月額料金が異なります。

たとえば、月額料金が安くても、工事費用や機器代金が高かったり、契約期間の途中で解約すると高額な違約金が発生したりする場合があります。

したがって、費用や契約内容を事前に把握することで、お店の予算に合ったプランを選べるでしょう。

4.通信速度と接続台数を把握する

お店にWi-Fiを導入する際は、必要な通信速度と接続台数を事前に把握しておく必要があります。

お店の規模や想定される利用者数に対して、Wi-Fiの性能が不足していると、顧客が快適に利用できません。

そのため、お店の席数やピーク時の来店者数を考慮し、十分な速度と接続台数を準備することで、顧客に快適なWiーFi環境を提供できます。

お店にWiーFiを設置してストレスフリーな空間を作ろう

お店にWi-Fiを導入する際は、ただ設置するだけでなく、お店の規模や目的に合わせて最適な回線やルーターを選ぶ必要があります。

また、費用やセキュリティ対策をしっかり行うことも大切です。

そうすることで、顧客の満足度向上や集客力アップ、業務の効率化にも繋がり、お店の価値をさらに高められるでしょう。

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