SEO対策を外注するメリットとは?SEOサービスの種類や外注先を選ぶポイントを紹介
SEOはビジネスを成長させる上で非常に効率的な方法なので、SEO対策を外注するメリットは大きいです。
この記事では「SEO対策を外注するメリット・デメリット」について紹介していきます。
他にも「SEO対策を外注したほうが良いケース」や「SEO対策の外注にかかる費用相場と料金体系」についても解説していきます。
ぜひこの記事を参考にして、SEO対策の外注化を検討してみてください。
SEO対策を外注するメリット
SEO対策を外注するメリットについては、以下があります。
- スピーディーに確実な効果が見込める
- 社内のリソースを削減できる
- 第三者視点からコンテンツを評価・改善できる
それぞれのメリットについて解説していきます。
スピーディーに確実な効果が見込める
SEO対策に関する高度な知識やスキル、ノウハウを持っている専門家に外注することで、スピーディーに確実な効果が見込めるメリットがあります。
実際に、自社でSEO対策を調べながら実施しても、検索上位表示がされないことがほとんどです。
プロのSEOコンサルタントでさえも、検索上位表示させるには相当の労力がかかるため、独学でSEO対策を実施することはおすすめできません。
また、SEO対策で効果が出るまでは3ヶ月以上必要とされており、競合性の高いジャンルであればさらに時間や手間がかかります。
このように、よりスピーディーで確実な成果が見込めるので、SEO対策を外注する大きなメリットといえます。
社内のリソースを削減できる
SEO対策を外注することで、社内のリソースを削減できるので、重要性の高い業務にリソースを集中させることにつながります。
SEO対策は競合調査や自社コンテンツの分析などに時間や労力がかかってしまうので、自社でSEO対策を実施すると本業に支障をきたしてしまうリスクもあります。
また、SEO分析を実施するにしても、外部ツールを活用して分析をおこなう必要があるため、独学では難しいことが多いのも事実です。
インハウスSEOでも作業工数が多いため専任の担当者が必要になり、人件費などのコストもかかってしまいます。
第三者視点からコンテンツを評価・改善できる
SEO対策を外注すると、第三者視点で自社サイトを評価・改善してもらえるので、大きなメリットといえます。
会社の中にいると、客観的に自社サイト・コンテンツを評価したり、ユーザー目線で自社サイトを改善するのが難しくなりがちです。
しかし、SEO会社を利用することによって、気づきにくい問題点や課題を客観的に指摘してもらうことが可能です。
また、SEO会社は幅広い企業のWebサイト・コンテンツを知っているため、競合他社と比較したときの強みや弱みなども評価してもらうことができます。
SEO対策を外注するデメリット
SEO対策を外注するメリットについては、以下があります。
- 費用がかかる
- 社内にノウハウが蓄積されない
- 順位や評価が下がるリスクがある
それぞれのデメリットについて解説していきます。
費用がかかる
SEO対策を外注するには、費用がかかるデメリットが挙げられます。
SEO対策は中長期的な施策になるので、最低でも3ヶ月以上は継続する必要があり、ある程度余裕をもって予算を確保しておくことが必要です。
また、コストばかり気にしてしまい、費用だけでSEO会社を選んでしまうと、成果にはつながりにくいので注意が必要です。
逆に、費用が高いからといって、成果につながるというわけでもないので、SEO会社の実績や評価などを踏まえて選ぶようにしましょう。
社内にノウハウが蓄積されない
SEO対策を外部に任せきりにしてしまうと、社内にノウハウが蓄積されません。
SEO対策をそのまま外注してしまうと、莫大なコストがかかってしまうので、自社でもSEO対策に関わる技術や知識を学んでいくことも重要です。
インハウスSEOのサポートも実施している会社も数多くあるため、自社の人材育成をしながら外部に依頼することをおすすめします。
このように、社内にノウハウを蓄積することで、自社でもSEO対策をおこなえるようになり、コスト削減にもつなげられます。
順位や評価が下がるリスクがある
SEO対策を悪質なSEO会社に外注してしまうと、順位や評価が下がるリスクもあります。
実際に、SEO対策の会社によっては、Googleのガイドライン違反に該当する施策で上位を狙おうとする場合もあります。
このような悪質なSEO会社に依頼してしまうと、一時的には効果があっても、Googleからペナルティを受けてしまい、結果的に検索順位が下がってしまう可能性が高いです。
最悪の場合、検索結果からWebサイトが削除されてしまったり、会社自体の評判が下がってしまうリスクもあるので、外注先選びは非常に重要といえます。
SEO対策を外注したほうが良いケース
SEO対策を外注したほうが良いケースについては、以下があります。
- 自社にSEOの知識がない
- リソースを確保できない
- 成果が出ない
それぞれのケースについて解説していきます。
自社にSEOの知識がない
自社にSEOの知識がない場合は、SEO対策を外注したほうがおすすめです。
SEOの知識がないまま、自社でSEO対策を見よう見まねで実施してしまうと、逆に検索順位が下がってしまったり、会社自体にも悪影響を与えてしまうリスクもあります。
SEO対策を外注するとコストはかかりますが、ノウハウを徐々に吸収していけば、将来的に自社でもSEO対策ができるようになります。
リソースを確保できない
自社でSEO対策をできる人材がいたとしても、リソース不足で対応できないというケースには、外注したほうが良いケースといえます。
本業を疎かにしてしまい、無理にSEO対策をして進めたとしても、成果につなげることは難しいです。
外注することで、本来おこなうべき重要な業務に時間を費やすことができ、無駄な人件費がかかってしまうことも防ぐことができます。
また、施策の範囲、予算をあらかじめ決めておけば、外注するコストを抑えることが可能です。
成果が出ない
自社でSEO対策の知識やリソースを十分に確保できていても、自社で成果を出すことができない場合にも外注がおすすめです。
SEO対策で効果を出すには、高度な知識やスキルが必要になるのはもちろん、見えていない課題や対処すべき改善点があるケースがほとんどです。
SEO対策を外注することで、客観的に自社のSEO対策を分析してもらうことができ、自社の強みや弱みを把握でき、今後のSEO対策にも役立つはずです。
SEO対策の外注にかかる費用相場と料金体系
SEO対策の外注にかかる費用相場と料金体系については、以下のとおりです。
SEO対策サービス | 費用相場 | 料金体系 |
内部SEO対策 | 10万円~100万円 | 固定報酬型 |
外部SEO対策 | 1万円~15万円 | 成果報酬型(固定報酬型) |
コンテンツSEO(記事作成) | 1,000円~3万円 | 固定報酬型 |
コンテンツSEO(取材) | 1万円~10万円 | 固定報酬型 |
コンテンツSEO(ツール型) | 4万円~10万円 | 固定報酬型 |
SEOコンサルティング(中小企業向け) | 10万円~50万円 | 固定報酬型 |
SEOコンサルティング(大企業向け) | 100万円以上 | 固定報酬型 |
上記のように、費用相場にバラつきがあるのは、外注するSEO会社やサービス内容などによっても、費用が異なるからです。
自社サイトの規模や課題を把握することで、SEO対策に必要な予算感を把握することにもつながります。
SEOサービスの種類
SEOサービスの種類については、以下があります。
- SEOコンサルティング
- 内部対策
- 外部対策
- コンテンツ制作
それぞれの項目について紹介していきます。
SEOコンサルティング
SEOコンサルティングは、検索上位表示を成功させるための総合的なサポートをおこなうサービスです。
具体的には、以下のようなサービスが含まれます。
- 競合調査
- 戦略・プランの立案
- レポーティング
- 改善施策の立案
- Webサイトの現状分析
上記のように会社の目的に合わせて、施策の提案や戦略設計をおこないます。
また、自社でもSEO対策をおこないたい場合でも、SEOコンサルティングを利用して、具体的なアドバイスを受けることをおすすめします。
内部対策
内部施策は、サイト内部の要素を整備したり改善する施策のことを指します。
具体的には、以下のようなサービスが挙げられます。
- 内部施策の例
- HTMLタグの適切な記述
- サイト構造の最適化
- ページエクスペリエンスの改善
- URLの正規化や低品質コンテンツの削除
検索エンジンと検索ユーザーの両者にとって使いやすく伝わりやすいサイトを構築していきます。
SEO会社に外注する際には、特に課題のある部分を外注してもらうようにしましょう。
外部対策
外部施策は、外部のサイトからのリンクを増やすための施策のことです。
他サイトからのリンクを多く獲得しているサイトは、検索エンジンからの評価も高くなります。
しかし、ただ単純にリンクの数を増やせばいいわけではなく、リンクの質が重要です。
関連性の高いサイトや権威のあるサイトなどからリンクをもらうと、検索エンジンから良質なコンテンツと評価され、検索順位にも良い影響が期待できます。
注意点としては、Googleのガイドライン上、リンクの売買や自作自演のリンクをしてしまうと、ペナルティを受けてしまい、検索順位が下がってしまうリスクがあります。
コンテンツ制作
コンテンツ制作は、特定のキーワードで検索上位を目指せるように、コンテンツを作成するサービスです。
上位表示を実現するには、検索ユーザーの悩みを解決する高品質で有益なコンテンツが必要不可欠です。
従来であれば、コンテンツを多く量産すれば、検索エンジンから評価してもらうことができましたが、現在ではコンテンツの質が伴わなければ、SEOではマイナスになってしまうので注意が必要です。
SEOの外注先を選ぶポイント
SEOの外注先を選ぶポイントについては、以下があります。
- 実績が豊富
- 作業範囲や契約内容を細かく提示してもらえる
それぞれのポイントについて解説していきます。
実績が豊富
SEOを外注先を選ぶ際には、実績が豊富なSEO会社を選ぶと良いでしょう。
サービスに自信のあるSEO会社であれば、サイト上に過去の実績や成果などが記載されているので事前に確認をしておきましょう。
逆に、実績を公開していないSEO会社は、評価の低い会社である可能性が高いといえます。
実際に、どんなにサポートが充実していたり親切な対応であっても、実績が伴っていなければ、成果を出すことは難しいです。
「すぐに効果が出る」という会社には注意
SEO対策で成果を出すには最低でも3ヶ月以上は必要とされているので、「すぐに効果が出る」という会社には注意が必要です。
どんなに実績が豊富で、ノウハウやスキルがあるSEO会社であっても、必ず成果が出るという保証はありません。
そのため、短期間で成功をアピールしているような会社は怪しいと思ったほうがいいでしょう。
作業範囲や契約内容を細かく提示してもらえる
作業範囲や契約内容などが曖昧な会社を選んでしまうと、後々トラブルを引き起こしてしまうリスクがあるので、作業範囲や契約内容を細かく提示してもらえるSEO会社を選びましょう。
事前にサービス内容を細かくチェックし、先方のコンサルタントとも直接、話をしておくことが重要です。
担当者と会話をしていく中で、怪しい点や不明瞭な点などがある場合は、その会社と契約しないほうがいいといえます。
不信感がある状態では、実際の業務に支障をきたすリスクも考えられます。
SEO対策を外注しよう!
今回は、SEO対策を外注するメリット・デメリットやSEO対策を外注したほうが良いケースを紹介しました。
SEO対策を外注するメリットについては、以下があります。
- スピーディーに確実な効果が見込める
- 社内のリソースを削減できる
- 第三者視点からコンテンツを評価・改善できる
また、SEOの外注先を選ぶポイントを把握しておくことで、悪質なSEO会社を選んでしまうリスクを減らすことにもつながります。
今回の記事を参考にして、SEO対策の外注化を検討してみてください。