【経営者必見】防犯カメラの設置業者の選び方5選!費用相場や安く抑えるポイントを解説

「防犯カメラを設置したいけど、どこに頼めばいいかわからない」「高額な費用を請求されないか不安」といった悩みを抱えていませんか?
防犯カメラを設置することは、会社の信頼性を高める上で非常に大切です。
しかし、業者選びを間違えると「期待する防犯効果が得られなかった」「後から追加費用を請求された」といった問題につながってしまいます。
そこで本記事では、防犯カメラの設置を検討している方に向けて、以下の内容について解説します。
- 設置できる業者
- 依頼する際の費用相場
- 業者を探す前にしておきたい準備
- 業者の選び方
- 費用を抑えるポイント
- 依頼する際の流れ
これから防犯カメラの導入を考えている方はもちろん、業者選びに迷っている方もぜひ最後までご覧ください。
防犯カメラの設置できる業者

防犯カメラを設置できる業者を、以下の表にまとめました。ぜひ、依頼する際の参考にしてください。
| 業者 | 特徴 | メリット |
|---|---|---|
| 専門業者 | 防犯カメラやセキュリティシステムの設計・販売・施工を専門に行う | ・最新機種や高性能モデルの提案が受けられる ・設置場所の環境に合わせた最適な配置や配線計画ができる ・保守・メンテナンス契約が整っている |
| 電気工事店 | 防犯カメラ以外にも、照明やコンセントなど電気工事全般を扱う | ・既存の電気配線を活用でき、配線工事の質が高い ・家庭用〜業務用まで幅広く対応している ・地元の業者は出張費が比較的安い |
| OA機器・IT機器販売会社 | コピー機やネットワーク機器と一緒に防犯カメラの提案・設置を行う | ・ネットワーク構築や遠隔監視システムに強い ・法人オフィスや店舗のトータル設備をまとめて依頼できる |
| ホームセンター・家電量販店の工事サービス | 防犯カメラを購入すると、設置工事までパッケージで依頼できる | ・個人宅や小規模店舗向けに低価格で導入できる ・保証や工事手配を一括で依頼できる |
| セキュリティ会社 | 警備契約とセットで防犯カメラを設置する | ・録画だけでなく、異常時の駆けつけ対応ができる ・店舗や工場など高いセキュリティが必要な場合に向く |
この表を参考に、自社に最も合う業者を見つけて、安心できる環境を構築しましょう。
業者に防犯カメラ設置を依頼する際の費用相場

防犯カメラの設置を業者に依頼する場合は、どれくらいの費用がかかるか気になります。そこで、以下に費用相場をまとめました。
| 費用項目 | 相場の目安 |
|---|---|
| 工事費(1台あたり) | ・約10万〜20万円(屋内) ・約15万~30万円(屋外) |
| カメラ本体価格 | 約5,000~15万円(性能による) |
| 録画機・モニター | 数万~数十万円/数万円 |
| 出張費・材料費 | 数千円〜数万円(場所・範囲により) |
| 特別工事費 | 高所作業や電源新設などで追加発生 |
| 録画保存(クラウド) | 約数千円(月額) |
| HDD録画 | 約十万円前後 |
| メンテナンス費 | 数千~数万円(月額)/数万円(年間) |
上記の表を参考に、自社の予算や目的に合った業者を選びましょう。
防犯カメラ設置業者を探す前にしておきたい準備4選

防犯カメラを設置する業者を探す前に、準備しておきたいことが4つあります。
- 用途を明確にする
- 予算を決める
- 複数社から見積もりを取る
- アフターサポートの有無を確認する
それぞれ詳しく紹介します。
1.用途を明確にする
業者に依頼する際は、事前に防犯カメラを設置する用途を明確にしておきましょう。
目的が曖昧なままでは最適なカメラやシステムの提案を受けられず、後から「思っていたものと違う」といった不満や追加費用が発生するリスクがあるからです。
用途を具体的にすることで、必要なカメラの台数やタイプ、録画期間などが明確になり、結果として無駄なコストをかけずに効果的な防犯対策を実現できます。
したがって、業者に依頼する前に、まずは「何のために防犯カメラを設置するのか」をしっかりと決めておきましょう。
2.予算を決める
業者に依頼する前に、予算を具体的に決めておきましょう。
予算が定まっていないと、最終的に想定外な高い費用を業者から請求されてしまう可能性があるからです。
たとえば、1台あたりの費用を「カメラ本体〇万円、工事費用〇万円」といった形で設定しておくことで、業者は予算に合わせた機種や工事内容を絞って提案してくれます。
あらかじめ予算の上限を定めておくことで、スムーズに業者との商談が進み、コストパフォーマンスの高い防犯システムを導入できます。
3.複数社から見積もりを取る
防犯カメラ設置を業者に依頼する前に、複数の業者から相見積もりを取りましょう。
業者によって提示される費用やサービス内容が異なるため、一社だけの見積もりではその金額が適正かどうか判断できないからです。
相見積もりを取ることで、それぞれの業者の強みや弱みを比較検討でき、適正価格を把握できます。
また、費用だけでなく提案内容や担当者の対応も比較して、最も納得できる業者を選択できるでしょう。
4.アフターサポートの有無を確認する
防犯カメラは精密機器であり、設置後に故障や不具合が起こる可能性が高いため、業者に依頼する前は、アフターサポートの有無を必ず確認しましょう。
設置後も安心して使うためには、定期的なメンテナンスや、トラブル時にすぐ対応してくれるサポートが必要です。
したがって、万が一の事態に備えて、保証期間や修理の対応範囲など、アフターサポートが充実している業者を確認しておきましょう。
防犯カメラ設置業者の選び方5選

防犯カメラの設置業者を選ぶ際は、以下5つの点に注目しましょう。
- 経験が豊富か
- 現地を見て提案してくれるか
- 見積もりが明細になってないか
- 保障やサポートがしっかりしているか
- 口コミ評判が良いか
それぞれ詳しく解説します。
1.経験が豊富か
業者を選ぶ際は、防犯カメラの設置経験が豊富かどうかを重視しましょう。
防犯カメラの設置には、建物の構造や環境に応じた専門知識と技術が必要です。
経験の浅い業者が行うと、配線が不格好になったり、十分な画角が確保できなかったりするなどの可能性があります。
一方、豊富な実績を持つ業者は、トラブルを未然に防ぐノウハウを持っているため、防犯効果を最大限に高められます。
そのため、業者を選ぶ際は、過去の実績や事例をしっかりと確認することが大切です。
2.現地を見て提案してくれるか
業者を選ぶ際は、必ず現地調査をして提案してくれるか確認しましょう。
実際に現地を見ない業者は、後で追加費用が発生したり、期待した防犯効果が得られなかったりするリスクがあります。
現地調査で確認すべき点は以下の通りです。
- 建物の構造や電源の位置
- 配線の難易度
- 死角となりやすい場所 など
現地調査をすることで、最適なカメラの機種や台数、最も効果的な設置場所を具体的に提案してもらえます。
そのため、現地を見て提案してくれる業者は、信頼性が高いと言えるでしょう。
3.見積もりが明細になっているか
業者を選ぶ際は、提示された見積もりが細かく書かれているか確認しましょう。
「工事一式」のように曖昧な見積もりだと、後から追加費用を請求される可能性があります。
信頼できる業者の見積もりは、以下の項目が細かく記載されています。
- カメラ本体の費用
- 設置工事費
- 配線費用
- 出張費 など
項目ごとに費用が明確だと、その金額が適切かどうかを自分で判断できます。
そのため、見積もり内容を丁寧に説明してくれる業者は、信頼できると言えます。
4.保証やサポートがしっかりしているか
業者を選ぶ際は、保証やアフターサポートがしっかりしているか確認しましょう。
防犯カメラは精密機器のため、故障や不具合が起こる可能性が高いです。
長期的に安心して使い続けるためには、トラブル時にすぐ対応してくれる体制が必要です。
そのため、事前に保証期間やメンテナンス、修理対応の有無を確認しておくことで、設置後もスムーズに運用できます。
5.口コミ評判が良いか
業者を選ぶ際は、口コミや評判が良いかを確認することが大切です。
口コミは、実際にサービスを利用した人々の声であり、業者の対応や技術力、アフターサポートの質を測る信頼性の高い情報源だからです。
公式サイトだけでなく、GoogleマップやSNSなど複数の情報源で口コミをチェックすることで、業者の本当の姿が見えてきます。
そのため、口コミを参考にすることで、安心して任せられる業者を効率的に見つけられます。
防犯カメラ設置費用を抑える3つのポイント

防犯カメラの設置費用をなるべく抑えるためのポイントが、3つあります。
- 自分でカメラを持ち込む
- リース契約をする
- 補助金制度を利用する
それぞれ詳しく解説します。
1.自分でカメラを持ち込む
設置費用を抑えるためには、自分でカメラを用意し、工事だけを業者に頼む方法があります。
業者からカメラを購入すると、機器代に業者の利益が上乗せされるため、自分で安く買って持ち込む方が費用を大幅に削減できます。
ただし、自分で持ち込んだカメラが業者側のシステムに対応していなかったり、保証対象外になったりする可能性が考えられるため、事前に業者の推奨する機種や規格を確認しておきましょう。
2.リース契約を検討する
設置費用を抑えるためには、リース契約をする方法があります。
リース契約とは、まとまった初期費用を払う代わりに、毎月決まった額を支払いながら機器を借りる方法です。
たとえば、カメラ本体や工事費を含めて総額50万円かかる場合でも、リース契約なら月々数千円の支払いで済むため、会社の資金繰りを圧迫せずにすぐ始められます。
しかし、リース期間中の解約ができなかったり、総支払額が購入する場合より高くなったりする可能性があるため、事前に契約内容をしっかりと確認することが大切です。
3.補助金制度を利用する
国や地方自治体が提供する補助金制度を利用することで、設置にかかる費用を抑えられる可能性があります。
補助金制度を調べる際は、検索欄に「設置する都道府県 防犯カメラ 補助金」と入力することで、対象の制度が見つかります。
補助金制度には、申請期間や条件があるため、利用する際は事前に情報を集めておきましょう。
防犯カメラ設置を業者に依頼する際の流れ

防犯カメラの設置を業者に依頼する際の流れは、主に6つのステップで進みます。
1.問い合わせ・相談:電話やメールで業者に連絡し、防犯カメラ設置の目的や希望を伝える
2.現地調査・ヒアリング:業者の担当者が実際に現場を訪れ、カメラを設置する場所の状況や、利用者の要望を詳しく確認する
3.見積もりの提示:調査結果とヒアリング内容にもとづいて、最適なプランと見積もりを提示してもらう
4.契約・発注:見積もり内容に納得できたら、正式な契約を結び発注を行う
5.設置工事:決定したプランにもとづき、設置や工事などが行われる
6.動作確認・説明:工事完了後、動作確認を行い使用方法の説明を受ける
正しい流れで依頼することで、スムーズに工事を進めることができ、安心して防犯カメラを導入できます。
自社に適した防犯カメラ設置業者を判断しよう

防犯カメラの設置は、オフィスや店舗の安全を守る上で欠かせません。
最大限の効果を得るためには、事前の準備と信頼できる業者選びが重要となります。
そこで「株式会社プラストのOA器機サービス」では、お客様のオフィスや店舗の状況を丁寧にヒアリングし、最適な防犯カメラの設置をご提案しています。
数多くの導入実績から得たノウハウを活かし、お客様のニーズに合わせた最適な機種選定から設置工事、導入後の保守まで、一貫したサポートを提供いたします。
まずは、以下のリンクからお気軽にご相談ください。

