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初心者のためのサーチコンソールの登録方法と活用法|どんなことが分かるのか解説

2024年1月23日
google analytics 終了

「Googleサーチコンソールってどうやって使うの?」

「Googleサーチコンソールの活用法が知りたい」

使いこなしたいけれど、何から始めたら良いのか分からない方にむけて、基礎的なところから分析方法などについて解説していきます。

Googleサーチコンソールとは?

サーチコンソール 登録

サーチコンソールとは、Googleが提供している無料のサービスです。

登録したWebサイトの検索状況やクリック数など検索結果を解析し、可視化ができます。

SEO対策のためにも検索状況を確認して改善することが重要です。

そのためにもサーチコンソールを活用できるようになりましょう。

<サーチコンソールの活用でわかること>

  • ●どのようなクエリ(キーワード)で検索されているか
  • ●検索結果では何位に表示されているか
  • ●Googleの検索結果に反映されているか(インデックス)
  • ●特定のキーワードでの平均掲載順位をチェックする

Googleアナリティクスとの違い

サーチコンソール登録

Googleにはサーチコンソールとは別に、アナリティクスというツールもあります。

この2つは分析対象が異なり、どちらか一方が重要ということはなく、両方活用していく必要があります。

それぞれの用途は以下のとおりです。

サーチコンソール●Google検索のみを対象にして分析
●Google検索からWebサイトを訪れるまでの分析
アナリティクス●ユーザーがWebサイトを訪れた後の分析
●Google検索をはじめ様々なプラットフォームを対象にした分析
 (Webやアプリなど)

Googleサーチコンソールの登録と設定

サーチコンソールを利用するためには登録と設定が必要です。

<サーチコンソール登録・設定のステップ>

  • ①Googleアカウントをつくる
  • ②サーチコンソールに登録
  • ③所有権を確認する

①Googleアカウントをつくる

すでにGoogleアカウントを持っている場合は、サーチコンソールへの登録からはじめてください。

サーチコンソールの登録にはGoogleアカウントが必要です。

アカウントがない場合はアカウントをまずつくりましょう。

②サーチコンソールに登録

searchconsole登録

サーチコンソールの登録は「今すぐ開始」をクリックするところから始まります。

プロパティタイプの選択画面に変わるので、「ドメイン」か「URLプレフィクス」のどちらかを選び、自分のサイトのURLを入力して「続行」を押します。

「ドメイン」と「URLプレフィクス」のちがいは次のとおりです。

サーチコンソール登録
ドメイン●サイト全体で計測
●基本的にはサイト全体が計測できる「ドメイン」がおすすめ
URLプレフィクス●サイト全体orサイトの中のページを指定して分析
●「http」と「https」など、一つでもURLの違いがあると計測できないので注意が必要

③所有権を確認する

登録したWebサイトの所有権を確認します。

「ドメイン」と「URLプレフィックス」、それぞれの設定について解説します。

●ドメイン

「ドメイン」でURLを入力すると、TXTレコードという「ドメインの所有権を確認するためのコード」が表示されます。

コピーを押して、「確認」は押さないで契約しているサーバーに設定をします。

サーバーの設定方法は各公式サイトのガイドを参照すると間違いないでしょう。

サーバーへの設定が完了し、「確認」ボタンを押して、「所有権を確認しました」というメッセージが出てきたら完了です。

●URLプレフィクス

「URLプレフィックス」でURLを登録した場合は、下にある「HTMLタグ」をクリックし、表示されたメタタグの、右側のコピーを押します。

画面を変更しないまま、サイトのHTMLコードのタグの直前に、コピーしたコードを貼ります。

画面に戻り、「確認」を押し、「所有権を確認しました」というメッセージが出てきたら完了です。

Googleサーチコンソールで出来ること

サーチコンソール登録

サーチコンソールは、検索におけるサイトのパフォーマンス全般の確認ができます。

分かりやすくまとめると次のようなことです。

  • ●ユーザーはどんなキーワードで検索したのか
  • ●どのキーワードが検索順位何位で表示されているか
  • ●アクセスに結びついたキーワードが確認できる
  • ●検索データベースに正しくインデックスされているか

サーチコンソールはSEO対策に必須のツール

具体的に検索準備やアクセスに結びついたキーワードを把握できることで、SEO効果の検証ができます。

検証結果をサイトの改善に役立てることができるので、サーチコンソールは必須のツールだといえます。

Googleサーチコンソールの基本的な使い方

サーチコンソール登録

Googleサーチコンソールの基本的な使い方をご紹介します。

解析をするために必要な使い方なので把握しておきましょう。

  • ●使い方1. 検索パフォーマンスを確認する
  • ●使い方2. ページのインデックス登録を確認する
  • ●使い方3. URL検査を行う
  • ●使い方4. リンク状況を確認
  • ●使い方5. XMLサイトマップを送信
  • ●使い方6. モバイルユーザービリティを調査
  • ●使い方7. 各ページの改善点を調べる
  • ●使い方8.手動ペナルティなどの警告確認

使い方1. 検索パフォーマンスを確認する

検索パフォーマンスで検索状況を調べることができます。

確認できる内容は次のとおりです。

  • ●合計クリック数:Google検索でページがクリックされた数
  • ●合計表示回数:Google検索でページが表示された回数
  • ●平均CTR:Google検索でクリックされた回数÷ページが表示された回数から算出されたクリック数
  • ●平均掲載順位:Google検索でのページの平均掲載順位
  • ●クエリ:Googleでどんなキーワードで検索されているか

特定期間での比較もできる

分析機関を過去30日間、7日間、過去16か月間などに変更して比較することも可能です。

検索パフォーマンスを利用してSEOの効果測定ができます。

使い方2. ページのインデックス登録を確認する

インデックス登録とは、Webサイトやページの内容などをGoogleに認識させて、検索エンジンに登録させることをいいます。

実はWebサイトやページはそのすべてが検索結果に表示されるわけではなく、ユーザーにとって有益なページのみが高評価順に表示される仕組みとなっています。

インデックスが登録されていない状態では、集客力や認知度をアップさせることができないため、インデックス作成の「ページ」で登録状況にエラーがでていないか確認しましょう。

インデックス登録されていないと検索で発見できない

インデックス登録されていない状態だと、ユーザーが検索経由で発見することができません

つまり、ユーザーに認知されたいページは必ずインデックス登録されているか確認する対応が必要だということです。

使い方3. URL検査を行う

URL検査とは、Googleにインデックス登録を依頼する機能のことです。

ページを公開してもそのページがいつインデックスされるかは分かりません。

そこで、URL検査で自動でインデックス登録されるのを待たずに、早くインデックス登録してもらうために能動的にインデックス登録を依頼します。

URL検査は難しくない

サーチコンソール登録

URL検査をするページのURLをページ上部の検索欄に入力します。

そこで、「URLはGoogleに登録されています」と表示されたら、登録済みということです。

もし、「URLがGoogleに登録されていません」と表示された場合は、「インデックス登録をリクエスト」から登録依頼を行いましょう。

ページの内容を更新(リライト)した場合

ページ内容を追記や修正など更新した際には、再度インデックス登録を依頼するとページ更新の情報をGoogleに伝えることができるので、おすすめです。

使い方4. リンク状況を確認

サーチコンソール登録

「リンク」は、外部リンク、内部リンクの被リンク状況の確認ができます。

外部リンクとは外部サイトからの被リンク

外部リンクはGoogleの評価を上げる重要な要素の1つであり、SEOにも良い影響を及ぼします。

どのような外部サイトから被リンクをもらっているか定期的に確認しましょう。

内部リンクとはサイト内に貼られたリンク

内部リンクは、地サイト内なので、SEOに外部リンクほど影響はないとされています。

しかし、Webサイト内の回遊を促すため、滞在時間を長くしたり、PV数をアップすることに貢献ができます。

使い方5. XMLサイトマップを送信

XMLサイトマップは、Webサイトの構造やページ情報を検索エンジンに伝えるために使用します。

検索エンジンはXMLサイトマップを参考にクロールを行って、ページを検索結果へと反映しています。

早くインデクス登録をして欲しい場合、サーチコンソールのインデックス作成、「サイトマップ」からXMLサイトマップを送信すると良いでしょう。

使い方6. モバイルユーザービリティを調査

モバイルユーザビリティとは、モバイル端末でのサイトの使い勝手のことです。

「モバイルユーザビリティ」で、自分のサイトがどれだけモバイル端末での利用に最適化できているかの確認ができます。

多くの人がスマホやタブレットをサイト閲覧をしている現代では、モバイルユーザビリティはとても重要です。

具体的な問題点の改善に役立つ

モバイルユーザビリティで確認して、問題があった場合には画面上で「クリック可能な要素同士が近すぎます」や「コンテンツの幅が画面の幅を超えています」といったように具体的な問題点を教えてくれるので、改善に役立ちます。

使い方7. 各ページの改善点を調べる

エクスペリエンス卵にある「ウェブに関する主な指標」からサイトがGoogleが評価している指標でどのように評価されているかを確認できます。

GoogleがWebサイトのUXを評価している主な指標は次の3つです。

  • ●LCP:ページを読み込む時間
  • ●FID:初回操作時の入力遅延時間
  • ●CLS:ページレイアウトの安定性

指標を悪くしないために

指標はサイトの動画や画像が重いだけでなく、ソースコードやレンタルサーバーに原因がある場合も悪くなります。

指標を悪くしないために、指摘に合った改善を目安にしましょう。

  • ●改善が必要:可能な範囲で改善
  • ●不良URL:原因をすぐに改善

使い方8.手動ペナルティなどの警告確認

サーチコンソール登録

Googleが提示するガイドラインに違反した場合、課せられる罰則として「ペナルティ」があります。

ガイドラインは、ウェブマスター向けガイドラインと品質に関するガイドラインがあり、低品質な情報がユーザーに届かないようにすることを防止するのが目的です。

ペナルティの種類

ペナルティには主に自動ペナルティと手動ペナルティの2種類があります。

自動ペナルティ検索エンジンのアルゴリズムによって自動で行われるペナルティ
手動ペナルティGoogle社員の目視によって品質に関するガイドラインに準拠していないと判断された場合のペナルティ

ペナルティを確認する方法

手動ペナルティはサーチコンソールに「サイトの品質に関する問題」というタイトルでメッセージがきます。

サーチコンソールのメニューから「セキュリティと手動による対策」を選択して、「手動による対策」で確認できます。

自動ペナルティの場合はメッセージはきません

そのため、サイトの問題点を知ることができないため、ガイドラインを読み、サイトを点検して確認する必要があります。

ペナルティを改善したら

ガイドラインに沿って、ペナルティを改善した後は、手動ペナルティと自動ペナルティとで異なります。

手動ペナルティの場合は、サーチコンソールの「審査をリクエスト」で表示された画面で実施した対処内容を入力して再審査をリクエストします。

自動ペナルティの場合、リクエストができないため、再度アルゴリズムがサイトを評価するのを待つしかありません。

Googleアナリティクス4(GA4)との連携方法

サーチコンソール登録

GoogleサーチコンソールはGoogleアナリティクス4と連携することができます。

連携すると、アナリティクス4のレポート内でも下記の2つの項目を確認できます。

  • ●クエリ
  • ●Googleオーガニック検索レポート

サーチコンソールとアナリティクスを連携させるメリット

サーチコンソールとアナリティクスを連携させるとサイト集客からコンバージョンまでを一貫して管理及び分析することができます。

つまり、深い情報を得ることができ、確認・分析・作業を効率よくできるメリットがあります。

アナリティクスと連携する設定する場合は、「アナリティクスで Search Console のデータを設定する」を確認して行ってください。

サーチコンソールから得た情報や分析結果の具体的な使い方

サーチコンソール登録

サーチコンソールから分かる情報や分析結果の具体的な活用法としては、次の2つがおすすめです。

  • ●強化するキーワードの記事を作成する
    └検索上位のキーワードに類似または関連したキーワードで記事を作成する
  • ●分析結果を踏まえて記事をリライトする
    └分析結果を活かして、記事をリライトして充実させる

サーチコンソールを活用しサイトの検索パフォーマンスを管理しよう

サーチコンソール登録

Googleサーチコンソールを活用することで、自サイトを訪れるユーザーの行動が可視化できることに加え、サイトの健全性を確認できることをお伝えしました。

現状を把握することで、改善を図ることができ、かつユーザーが高い関心を示している内容についてはさらなる充実を図ることが可能になります。

Googleサーチコンソールを活用して、読み取れる情報と分析結果からサイトのパフォーマンス向上と集客アップを管理していきましょう。

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