ホームページを更新代行会社に依頼するメリットと業者を選ぶポイントについて解説
ホームページは作ったら終わりだと思っていると大きな機会損失をしているかもしれません。
なぜなら、ホームページは更新をしていかなければ、効果を発揮するばかりか、印象が悪くなることも考えられるからです。
この記事では、ホームページ更新する必要性やホームページ更新代行サービスを利用するメリットなどについて解説していきます。
ホームページの更新が滞りがちになっているなら、ぜひ参考にしてみてください。
ホームページの更新代行とは?
ホームページ更新代行とは、その名のとおり、ホームページの更新を外部委託できるWeb制作会社などの専門会社に外注することをさします。
「ホームページの更新まで自社では手が回らない」「任せられる社員がいない」といった事情を抱える企業のニーズに応えるためにできたサービスです。
ホームページの更新は必須?
代行会社まで利用してホームページを更新する必要があるのかというと、答えは「イエス」です。
ホームページが放置されたままで更新がされていないと、訪問者(ユーザー)はその企業がきちんと運営されているのか、安心して利用できるのか判断できません。
掲載されている情報が古いままだと信頼性を損なう可能性もあります。
ホームページは定期的に更新をおこない、有益な情報を載せておくことが重要なのです。
ホームページの更新が必要な理由は2つ
先にも少し触れましたが、ホームページの更新が必要な理由は大きく分けて以下の2つがあります。
- 安心感を与えることでコンバージョン率が上がる
- 更新情報をアップすることで検索上位に表示させる
それぞれについて解説しましょう。
安心感を与えることでコンバージョン率が上がる
ホームページの更新は訪問者に安心感を与えるとお伝えしました。
安心できるホームページだと認識してもらうことで、訪問者が資料請求や問合せを行ったり、商品やサービスを購入したりとコンバージョン(=直接的なアクション)へと繋がる可能性を高めます。
つまり、ホームページの更新はコンバージョン率を上げる有効な手段の一つだといえます。
更新情報をアップすることで検索上位に表示させる
ホームページの更新頻度が検索順位に直接的に影響することはありません。
しかし、検索上位にあるホームページは更新頻度の高いものが多いです。
それは、単に検索の頻度が多いことが理由なのではなく、訪問者(ユーザー)にとって有益なコンテンツとなる「新しい情報」が掲載されることにより、Googleなどの検索エンジンから良い評価を得られているからです。
検索順位を上げて、訪問者の目にとまるホームページになるためには、有益な新しい情報をホームページに載せられるように更新を定期的にすることが必要だということです。
ホームページに最適な更新頻度は?
ホームページの更新は定期的に必要ですが、その頻度はどのくらいが理想的なのかというと、内容や目的によって異なります。
例えば、ブログや時事ニュースが絡むような内容ならば、1日1回の更新が望ましいですが、商品やサービスの紹介ページなどであれば、新サービスや新商品を発表するといった訪問者が新しい情報を欲するタイミングに合わせて更新するのも効果的だといえます。
ホームページの更新代行を利用するメリット
ホームページは定期的に更新する必要性や重要性が分かっていても、自社では対応しきれないという場合、ホームページ更新代行を利用するとより効果的にホームページを更新できます。
ホームページ更新代行を利用するメリットは以下のとおりです。
- SEO対策を考慮した運用
- クオリティの高いメンテナンス
- 時間の節約
- コスト削減
- 他の業務に専念できる
SEO対策を考慮した運用
ホームページの更新代行を依頼する会社の特徴にもよりますが、SEO対策に強い会社や担当者を選ぶことが大事です。
専門的なノウハウを活かした提案や運用をすることで、SEO対策の効果が高いホームページの更新が期待できます。
クオリティの高いメンテナンス
ホームページの更新は訪問者(ユーザー)にとって有益であることはもちろん、訴求力のあるものになっていることが重要です。
プロに委託することでコンテンツやデザインなどクオリティの高い仕上がりが見込めます。
時間の節約
ホームページの更新には、「コンテンツ作成」「画像の選択や調整」「レイアウト調整」など、多数の作業が発生します。
更新作業そのものを外注委託することで、これらを行うための時間を節約することが可能です。
コスト削減
ホームページの更新作業を行うためには、CMSの使い方やHTMLやCSS等のさまざまな知識とスキルを身につける必要があります。
それらの知識とスキルを持った人材を担当者として雇用する人件費と比較すると、外注委託する方がコストを削減できます。
本来の業務に専念できる
ホームページの更新を本来の業務と兼任で行っている場合、更新代行に依頼することで、その負担を軽減でき、本来の業務に専念できます。
ホームページの更新代行で対応してもらえること
ホームページ更新代行の業者は、会社によって得意分野や対応業務の内容は範囲は異なります。
詳細については実際に利用する会社に確認する必要があります。
一般的にホームページの更新代行会社が対応している内容には以下のようなものがあります。
- 画像の作成、差し替え
- 情報の書き換え
- コンテンツの作成
- デザイン変更
- ページの追加
- サーバーやドメインの管理
- プログラム更新
- CMSの導入
- マーケティング支援
- アクセス解析代行
- バグの修正
- お問い合わせ対応
ホームページ更新代行の依頼内容と費用相場
ホームページ更新代行を利用する際、依頼内容に対して費用がどのくらい発生するのかは会社によって異なります。
参考として、一般的に多い以下の3つのケースについて説明します。
- 作業ごとに都度見積・請求が発生するケース
- 月額定額料金で契約するケース
- 時間報酬で契約するケース
作業ごとに都度見積・請求が発生するケース
一般的に多いのが、依頼したいホームページの修正や更新作業ごとに都度見積りを取り、作業に着手してもらったら報酬を支払うというケースです。
依頼する側も作業内容に対する費用を予め確認できるので、安心して利用できるメリットがあります。
具体的な金額は会社によって異なりますが、費用相場は以下のとおりです。
依頼内容 | 費用相場 |
文章テキストの修正 | ページが多岐にわたる場合は加算されるケースが多い 1箇所の修正につき3,000~5,000円程度 |
写真の修正や加工 | 写真の修正、追加、サイズ調整などの作業 1枚 5,000~10,000円程度 |
バナー画像の作成 | バナー画像の作成及び設置、リンク設定 バナーサイズによって異なる 5,000~15,000円 |
ページの追加作成 | 新しくページを作成、追加する作業 デザインやレイアウト変更は費用が変更になることがある(LP扱い) 1ページ 30,000~50,000円 |
SNSや動画の設置 | ホームページにSNSのボタンなどを埋め込む作業 アカウント取得済み 1回 10,000~20,000円 アカウント新規作成の場合は費用が高くなる |
月額定額料金で契約するケース
月額定額料金で契約する場合、作業ごとに見積りを出すなどはせずに、「作業内容」「作業時間」「月の上限時間」などの条件や範囲内で更新作業を依頼するケースもあります。
継続的な取引になるため、その分費用がかかりますが、毎回見積りを取る手間や余計な時間を省けるというメリットがあります。
費用相場 | 月額報酬 |
月額定額料金で契約するケース | 依頼内容や労働力によって異なる 20,000円~100,000円程度 |
時間報酬で契約するケース
作業時間に対しての報酬(時給)を事前に決めておき、月単位でまとめて請求するパターンです。
報酬は、作業する人のスキルや職種によってバラつきがあります。
その月によって作業量にバラつきが出てきますが、時間単位で請求するので双方にとって分かりやすいのがメリットです。
費用相場 | 1時間あたりの報酬 |
時間報酬で契約するケース | WEBデザイナー:2,000円~ エンジニア :5,000円~ |
ホームページ更新代行を利用するリスク
ホームページ更新代行の利用にはさまざまなメリットがありますが、以下のようなリスクもあります。
- 代行会社が倒産してしまうリスク
- 情報面でのリスク
- コストがかかるリスク
リスクを把握しておけば、いざというときの対策が立てやすくなるので、念のため頭にいれておきましょう。
代行会社が倒産してしまうリスク
ホームページ更新代行依頼している会社が、倒産や業務の縮小などにより更新代行業務を委託できなくなるリスクがあります。
その場合、新たな外注先を探すことになりますが、複雑な仕組みやオリジナリティの高いホームページだと運用を断られたり、エラーなどのトラブルが発生したりする可能性があります。
不測の事態に備えて、更新代行会社との資料のやりとりや更新履歴、作業記録などのデータや書類を提出してもらい、保管しておくとよいでしょう。
そうしておくと、業者を変更することになった際に引き継ぎしやすく、トラブルが発生するリスクを最小限に抑えられます。
情報面でのリスク
ホームページに情報等を追加修正するために、代行会社にサーバー情報やFTP情報の提供を行います。
顧客情報などの機密情報の管理はもちろん代行会社も徹底していることがほとんどですが、情報漏洩のリスクやプログラムの脆弱性による不正アクセス被害に遭うリスクがゼロではありません。
いざという時のために、委託先がデータ復旧などにも対応できるか確認しておくと安心です。
コストがかかるリスク
更新代行の契約しているプランにもよりますが、コストが継続的に発生します。
また、大規模なホームページの改修を依頼する場合は、通常よりもさらに多くのコストがかかるリスクも考えられます。
ホームページ更新代行会社を選ぶときのポイント4つ
ホームページ更新代行会社を選ぶときは、以下4つのポイントを意識しましょう。
- 会社の実績を確認する
- サービス内容や特徴、得意分野を確認する
- 依頼する内容や方針、要望を明確にしておく
- 相見積りをとってコストパフォーマンスをチェックする
それぞれについて解説します。
会社の実績を確認する
運用を依頼する更新代行会社を選ぶ際には、会社の実績を確認して過去にどのような業務に携わり、どんな成果をだしてきたのかを確認しましょう。
過去のクライアントの業種や成功事例、実績データなどを会社の公式ページや口コミ、評価サイトなどから情報収集をして、自社の目的と一致するかどうかチェックしましょう。
サービス内容や特徴、得意分野を確認する
ホームページの更新代行を行っている会社は多数ありますが、それぞれ強みや得意分野、サービス内容が異なります。
気になる会社の得意分野や特徴、サービス内容を確認し、求める内容に合うかどうかをチェックするとともに、自社に対してどんなことができるのか提案してもらうのも良いでしょう。
依頼する内容や方針、要望を明確にしておく
自社のホームページの方向性や方針を軸に代行会社に依頼する内容や要望を明確にしておくことが大切です。
目的や要望をしっかりと明確にしておくことで、具体的な依頼内容や期待する成果を代行会社に伝えられるので、期待どおりの提案や成果を得やすくなります。
相見積りをとってコストパフォーマンスをチェックする
自社に最適な更新代行会社を選ぶ際、単に金額だけで決めることはおすすめしませんが、費用が予算と合うかも大切なポイントです。
価格が安くても高くても、望む成果が得られなければ意味がありません。
費用が内容に見合うものかどうか、最低でも3社程度から相見積りを取って判断しましょう。
更新代行の利用でホームページを最大限に活用しよう
更新代行会社にホームページの更新を任せると専門的な知識とノウハウによって多くのメリットを得ることができます。
そのためには、目的を明確にしてホームページの更新を行い、企業のイメージアップや見込み客の獲得などの成果につながるように運営するのが大切です。
ホームページを最大限に活用できるよう、自社のビジネスに最適なパートナーとなる更新代行会社を選びましょう。