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ホームページ制作で補助金・助成金が使える!条件や申請方法、注意点をくわしく解説

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企業のホームページを制作すると、事業や商品、サービスをアピールできる、ECサイトを立ち上げて売り上げを伸ばせるなど大きなメリットを得られます。しかし、ホームページを制作するにはコストや手間がかかるため、なかなか着手できない企業も多いかもしれません。

 

しかし、ホームページを制作する際には補助金や助成金を使えることをご存じでしょうか?本記事では、ホームページの補助金・助成金について条件や申請方法、注意点などをくわしく解説します。

 

ホームページ制作で補助金・助成金が使える!

ホームページ 制作 補助金使える

ホームページ制作で補助金・助成金が使えますが、そもそも補助金と助成金の違いとは何なのでしょうか?まずは二つの制度の違いについて知り、申請条件や制度の違いについて理解しておきましょう。

 

そもそも補助金・助成金とは?

補助金と助成金のもっとも大きな違いは、予算や件数の確保の方法および申請の目的です。

 

補助金は全体の予算や採択する件数が決まっており、申請数が予算や件数を上回ると抽選や審査、先着順などで採用の可否が決まります。そのため申請数が多い場合は、要件を満たしていても支給されるとは限りません。補助金の目的は「地域経済の活性化」ですので、この目的を意識した申請を行いましょう。

 

一方、助成金は要件を満たしていれば支給されやすい制度です。助成金の目的は「労働条件の改善」ですので、申請時に目的に合ったアピールをすると良いでしょう。

 

ホームページ制作に使える補助金・助成金

次にホームページ制作に使える補助金・助成金について、申請条件などをご紹介します。

 

IT導入補助金

IT導入補助金

中小企業庁が管轄する補助金で、中小企業がITツールを導入する際に使えます。

 

【補助金の概要】

補助対象 中小企業、小規模事業者
補助金額 通常枠、A類型は30~150万円未満、B類型は150~450万円未満他にセキュリティ対策推進枠、デジタル化基盤導入類型などあり
申請条件 ITツール要件や賃上げ目標などを満たす必要あり
申請方法 Web申請
スケジュール 通常枠は2022年5月上旬から10月上旬まで毎月締め切りあり終了時期は未定
公式サイト https://www.it-hojo.jp/

 

事業再構築補助金

中小企業庁が管轄する補助金で、企業が事業を再構築したり賃上げしたりする場合に使えます。

 

【補助金の概要】

補助対象 売り上げが減っている、新規分野に進出するなどの取り組みを行う企業
補助金額 通常枠は100万円~、企業規模に応じて8,000万円まで他に、大規模賃金引上げ枠、回復・再生応援枠などあり
申請条件 新規事業を立ち上げる、賃上げを行うなど、枠に応じた条件あり
申請方法 Web申請
スケジュール 応募締め切り:2022年9月30日18:00
公式サイト https://jigyou-saikouchiku.go.jp/

 

小規模事業者持続化補助金

日本商工会議所が管轄する小規模事業者のための補助金です。

 

【補助金の概要】

補助対象 商工会議所の管轄内の小規模事業者、要件を満たす特定非営利活動法人
補助金額 枠によって50~200万円まで
申請条件 商工会議所の支援を受けながら実施する、地道な販路開拓や生産向上を行うなどの条件を満たす
申請方法 Web申請、または、郵送
スケジュール 公募締め切り第9回:2022年9月20日第10回:2022年12月上旬第11回:2023年2月下旬
公式サイト https://r3.jizokukahojokin.info/

 

 

ものづくり補助金

中小企業庁が管轄する補助金で、ものづくり・商業・サービスを扱う中小企業のための補助金です。

 

【補助金の概要】

補助対象 ものづくり・商業・サービスを扱う中小企業
補助金額 一般型通常枠は750~1,250万円その他、回復型賃上げ・雇用拡大枠、デジタル枠などあり
申請条件 制度変更に対応する、新しい分野に進出する、賃上げを行うなど
申請方法 Web申請
スケジュール 2022年の締め切りは終了
公式サイト https://portal.monodukuri-hojo.jp/

 

地方自治体の補助金

各地方自治体にも補助金制度があります。お住まいの地域で利用できる補助金がないか、探してみてください。

 

■東京都の補助金

東京都で行われている補助金事業の一部です。

【東京都の補助金の例】

荒川区 魅力発信動画制作補助金 補助対象経費の1/2(上限10万円)
江東区 ホームページ作成費補助 補助対象経費の1/2(上限10万円)
中央区 ECサイト活用補助金 最大6万円

 

 

■神奈川県の補助金

神奈川県で行われている補助金事業の一部です。

【神奈川県の補助金の例】

川崎市 川崎市グローバル展開支援
事業補助金
補助対象経費の2/3(上限10~50万円)

 

 

■大阪府の補助金

大阪府で行われている補助金事業の一部です。

【大阪府の補助金の例】

吹田市 中小企業ホームページ等作成
事業補助金
補助対象経費の1/2(上限5~20万円)
堺市 堺市中小企業デジタル化促進
補助金
補助対象経費の3/4(上限100万円)
守口市 商業振興事業支援補助金 補助対象経費の1/2(上限15万円)

 

 

■兵庫県の補助金

兵庫県で行われている補助金事業の一部です。

【兵庫県の補助金の例】

神戸市 神戸市内中小企業チャレンジ
支援補助金
補助対象経費の3/4(上限100万円)

 

 

■愛知県の補助金

愛知県で行われている補助金事業の一部です。

【愛知県の補助金の例】

春日井市 小規模事業者ホームページ作成
支援事業助成金
補助対象経費の1/2(上限10万円)
豊橋市 がんばる個店応援事業補助金
(EC開設・改善)
補助対象経費の1/2(上限10万円)

 

 

■福岡県の補助金

福岡県で行われている補助金事業の一部です。

【福岡県の補助金の例】

福岡市 福岡市中小企業等デジタル
トランスフォーメーション
促進モデル事業補助金
補助対象経費の2/3
(上限700万円)

 

 

補助金・助成金を使ってホームページ制作をする際の注意点

補助金・助成金 注意点

補助金や助成金を使ってホームページ制作をする際には注意すべき点もあるので、あらかじめ確認しておきましょう。

 

スケジュールに余裕をもたせて準備を進める

補助金や助成金は申請や審査に時間がかかり、すぐに振り込まれるわけではありません。また申請書類が多い場合は、作成に時間がかかります。

 

そのため、申請する際にはスケジュールに余裕をもって進めましょう。

 

必ず採択されるわけではない

申請しても必ず採択されるとは限りません。そもそも要件を満たさなければ採択されず、補助金の場合は予算や申込件数がオーバーすると受理されない場合もあります。

 

そのため、「申請したから補助金が支給されるだろう」と考えて、ホームページ制作を進めてしまうのはリスキーです。審査の条件を満たすには、事前に審査項目をしっかりと調査しましょう。

 

申請書類に不備がないようにする

申請書類に不備がないように準備しましょう。申請期限を守るのはもちろんのこと、記載事項に漏れや誤りがないか、添付書類の不備はないかなどを必ず確認してください。書類に不備があると審査に通らない可能性があります。

 

補助金の受け取りには実績報告の作成が必要

補助金を受け取る際には、申請時に報告した事業内容や取り組み内容などの実績報告が必要です。「ホームページ制作の補助金を支給したのに、実際にはその事業に使われなかった」などの不正を防止するために定められています。

 

例えばホームページ制作の計画を申請書に添付した場合、その計画どおりにホームページを作ったことを報告しなければならないので注意しましょう。

 

複数の補助金・助成金を併用できない

一つのホームページ制作プロジェクトには、複数の補助金や助成金を併用できません。

 

バレないと思っていても、併用したことが発覚する可能性は十分あります。併用が発覚してしまうと一切の補助がなくなり、今後は申請できなくなる可能性もあるので併用は避けましょう。

 

まとめ

本記事では、ホームページの補助金・助成金について条件や申請方法、注意点などをくわしく解説しました。ホームページ制作に関する補助金や助成金は非常に多いことがわかっていただけたと思います。

 

これからホームページの制作をお考えの企業の方は、お住まいの地方自治体で実施している補助金や助成金についてぜひ調べてみてください。