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ビジネスフォンメーカー7社を比較!選び方のポイントも解説

2025年7月11日
ビジネスフォンメーカー7社を比較!選び方のポイントも解説

ビジネスフォンは会社の規模や導入目的、必要な機能などによって最適な選択肢が大きく異なります。

間違った選択をしてしまうと、コストが無駄になったり、業務効率が下がったりする可能性があるでしょう。

この記事では、主要ビジネスフォンメーカー7社を徹底比較し、それぞれの特徴や強みを詳しく解説します。

失敗しないためのメーカー選びのポイントも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

おすすめのビジネスフォンメーカー7社を一覧比較

おすすめのビジネスフォンメーカー7社を一覧比較

ビジネスフォンの導入を検討するときは、各メーカーの特徴を比較することが重要です。

以下に、主要な7つのメーカーの特徴を一覧で比較しました。

メーカー名おもな特徴
NTTコミュニケーションズ国内最大手の通信事業者で、高い信頼性と豊富なラインナップをもつ。大手企業から中小企業まで幅広い層に支持されている。「SmartNet community」シリーズは、スマートフォンとの連携が可能で、オフィス・自宅・外出先を問わずに利用できる
株式会社日立製作所(日立)国内有数の総合電機メーカーで、高い技術力と製品の信頼性がある。丸い受話器で長時間でも疲れにくいデザイン性、モバイル端末の内線化などにより、ワークスタイルの幅が広い。大規模オフィスやコールセンター向けの高機能モデルが人気
株式会社SAXA(SAXA)中小企業向けのビジネスフォンに強みをもつ。低価格でありながら必要十分な機能を備えた製品がある。中小規模オフィスに最適
日本電気株式会社(NEC)高い技術力と豊富な実績をもつ。便利な電話機能をはじめ、スマートフォンの内線化やクラウドサービスとの連携が可能。大手企業向けの高機能モデルから中小企業向けの低価格モデルまで、幅広いラインナップ
株式会社ナカヨ通信機(NAKAYO)中小規模オフィス向けのビジネスフォンに強みをもつ。基本機能から豊富な転送機能や折り返し発信まで、使い方は自由自在。ビジネスフォンの性能が充実しており、低価格でコストパフォーマンスが高い製品が人気
岩崎通信機株式会社(IWATSU)中小企業向けのビジネスフォンに強みをもつ。シンプルな操作性と低価格が魅力で、ビジネスフォンは小型・軽量化され、オフィス環境に応じて選択が可能。コードレスタイプもある
パナソニック株式会社高い技術力と豊富な実績を誇る。大手企業から中小企業まで幅広い層に支持されている。ドアの解錠・施錠が可能な機能もあり

各メーカーは独自の強みをもっており、導入目的や会社規模に応じて最適な選択が変わります
それぞれの特徴を詳しく紹介します。

NTTコミュニケーションズ

NTTコミュニケーションズは日本を代表する通信事業者として、多様なビジネスフォンソリューションを提供しています。

なかでも「SmartNet communityシリーズ」は、ビジネスフォン市場シェアNo.1(出典:株式会社富士キメラ総研「2024コミュニケーション関連マーケティング調査総覧」2023年度ビジネスフォンマーケットシェア実績値によるNTT東日本 / NTT西日本を合わせたシェア率42.8%に基づく)を誇ります。

幅広い業界への導入実績や豊富なノウハウ、長年の研究に裏打ちされた豊富なラインナップをもち、高い信頼性と安定性を誇る通信インフラです。

小規模オフィスから大企業まで、幅広く対応可能です。

NTTグループの全国ネットワークを活用した充実したサポート体制が整っており、導入から運用まで一貫したサービスを受けられます。

特に、安定性を重視する企業にとって、信頼できる選択肢となるでしょう。

株式会社日立製作所(日立)

株式会社日立製作所(日立)は、国内有数の総合電機メーカーとして、高い技術力と製品の信頼性で評価されているビジネスフォンメーカーです。

以下の特徴をもち、多くの企業から支持されています。

  • 受話器が丸く、長時間でも疲れにくいデザイン性をもつ
  • モバイル端末を内線化でき、ワークスタイルの幅が広い
  • コミュニケーションの円滑化や業務効率化を実現できる
  • 高い信頼性と耐久性を兼ね備えた製品設計になっている

特に、大規模オフィスやコールセンター向けの高機能モデルが人気で、多機能でありながら直感的な操作性を実現しています。

長年培った技術力により、長期間安心して使用できるでしょう。

株式会社SAXA(SAXA)

株式会社SAXA(SAXA)は、技術力とコストパフォーマンスの両立に定評があるビジネスフォンメーカーです。

特に、中小規模オフィスに最適な設計となっています。
コストを抑えながらも、日常業務に必要な機能をしっかりと備えており、費用対効果を重視する企業におすすめです。

操作性においても、直感的でわかりやすいインターフェースを採用し、ビジネスフォン初心者でも簡単に使いこなせます。

日本電気株式会社(NEC)

日本電気株式会社(NEC)は、高い技術力と豊富な実績を誇るビジネスフォンメーカーです。

中小企業から大企業・コールセンター、病院などで活用され、ナースコールの連動・スマートフォン内線化など、機能の充実性が魅力です。

たとえば、留守番電話機能や通話録音機能、伝言メモ機能、お待たせ機能、オートアテンダント、ルーター機能など、ビジネスフォンで必要な機能がデフォルトで入っています。

ラインナップも、大手企業向けの高機能モデルから中小企業向けの低価格モデルまでと幅広く、企業規模に関わらず最適なソリューションを提供しています。

特に、「Aspireシリーズ」は拡張性が高く、新しい主装置に交換しても、1つ前の世代の多機能電話機に接続することが可能です。

事業拡大や増員などが必要な場合でも、買い替えなどの不要なコストをかけずに電話機や電話回線の増設ができます。

株式会社ナカヨ通信機(NAKAYO)

株式会社ナカヨ通信機(NAKAYO)は、中小規模オフィス向けのビジネスフォンに強みをもつメーカーです。

10,000件も保存できる大容量の電話帳機能のほか、着信拒否などの基本機能が充実しています。

また、豊富な転送機能で、柔軟な電話対応が可能です。
折り返し発信機能により、効率的な業務運営をサポートできるでしょう。

NAKAYOのビジネスフォンは、使い方が自由自在で、企業のニーズに合わせた柔軟な運用が可能です。

特に、中小企業にとって重要な「必要十分な機能」と「導入しやすい価格設定」のバランスが優れており、初めてビジネスフォンを導入する企業におすすめといえます。

岩崎通信機株式会社(IWATSU)

岩崎通信機株式会社(IWATSU)は、1938年創業の老舗電子機器メーカーで、中小企業向けのビジネスフォンを得意としています

特に、シンプルな操作性と低価格が最大の魅力です。

小型・軽量化されたコンパクト設計とコードレス仕様により、自由度の高い配置が可能で、オフィス環境に応じてさまざまな働き方を実現できます。

パナソニック株式会社

パナソニック株式会社は、高い技術力と豊富な実績を誇るビジネスフォンメーカーです。

大手企業から中小企業まで幅広い層に支持されており、長年にわたって培った技術力と信頼性が高く評価されています。

特に注目すべきは、ビジネスフォンからドアの解錠・施錠が可能な機能を搭載している点です。

これにより、セキュリティ面でも優れた性能を発揮し、オフィス全体における安全性の向上に貢献します。

また、各企業のニーズに応じたカスタマイズ性の高さも魅力の一つです。
製造業、サービス業、医療機関など、業界特有の要求にも柔軟に対応できる製品開発力をもっています。

ビジネスフォンメーカーのおすすめ人気ランキングを紹介した記事もありますので、こちらもあわせて参考にしてください。

ビジネスフォンおすすめ人気ランキング7選!選び方のポイントまで徹底解説

ビジネスフォンメーカーを比較するときの重要ポイント

ビジネスフォンメーカーを比較するときの重要ポイント

ビジネスフォンメーカーを選定するときは、複数の観点から比較検討することが大切です。
以下5つのポイントを軸に評価すると、自社に最適なメーカーを見つけやすくなります。

導入目的

企業によってビジネスフォンに求める機能や効果は大きく異なるため、まず自社の課題を整理しましょう。

たとえば、以下の導入目的があげられます。

  • 通話料を削減したい
  • 業務効率化を図りたい
  • 顧客満足度を向上したい
  • BCP対策を強化したい

導入目的が決まれば、各メーカーの得意分野や特徴と照らし合わせて比較検討できます。

企業規模

企業規模に応じて、ビジネスフォンの最適な機種や構成が異なります

たとえば、小規模企業(1~20名程度)では、基本的な内線・外線機能があれば十分で、コストパフォーマンスを重視した機種が適しています。

中規模企業(20~100名程度)では、部署間の連携や転送機能の充実した機種が必要で、将来的な拡張性も考慮することが重要です。

また、大規模企業(100名以上)では、多拠点対応や高度な管理機能を備えた上位機種が必要になります。

機能・性能面

ビジネスフォンは、メーカーによって搭載機能や性能に大きな違いがあります

比較検討時には、以下の要素を重視しましょう。

  • 外線・内線収容数の上限
  • 転送機能の種類
  • 通話録音機能の有無と録音時間
  • 電話帳登録の可能件数
  • 留守番電話機能の充実度

特に、コールセンター向けの高度な機能やスマートフォン連携機能の対応状況は、メーカーごとに差が出やすい部分です。

生産数

ビジネスフォンメーカーの生産数が多いメーカーほど、安定した品質管理と充実したサポート体制を期待できるでしょう。

大手メーカーは年間数万台規模の安定生産を維持しており、長期的なサポート継続性に優れています。

一方、専門メーカーは生産数が少ないものの、特定分野に特化した高品質な製品を提供しています。

生産数の多さは部品調達の安定性や保守サービスの充実度に直結するため、将来的な安心感を重視する企業には大手メーカーがおすすめです。

価格帯

価格帯は、自社の予算や投資計画に大きく影響するため、慎重な検討が必要です。
初期費用を抑えたい場合は、リースやレンタルの活用も検討しましょう。

ほかにも、中古品の活用により大幅なコスト削減も期待できますが、保証期間や故障時の対応について事前に確認することが重要です。

ビジネスフォンの選び方については、以下の記事も参考にしてください。

ビジネスフォンの選び方は?選択基準や考えるときのポイントを解説

ビジネスフォンを比較して自社に最適なメーカーを選ぼう

ビジネスフォンを比較して自社に最適なメーカーを選ぼう

コストパフォーマンスの良いビジネスフォンを導入したい場合、さまざまなメーカーを徹底比較して自社に最適な製品を選定することが大切です。

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ビジネスフォンでの取り扱いメーカーは、NTTコミュニケーションズや日立、SAXAです。
ぜひお気軽にご相談ください。

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また、以下の記事では、ビジネスフォンを導入する手順や費用目安を解説しています。
あわせてご覧ください。

ビジネスフォンを導入するには?導入手順や費用目安を解説

コラム - ビジネスフォンメーカー7社を比較!選び方のポイントも解説
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