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無料で使える名刺管理システム5つ|有料版との違いや選び方のコツまで

2024年5月17日
名刺管理システム

名刺の情報をクラウドに取り込み、オンラインで管理できる名刺管理システムは無料で利用できるものもあります。

できるだけ経費を削減したくても、名刺は個人情報を取り扱うものです。

無料であってもセキュリティの高いものを選ばなくてはいけません。

無料で使える名刺管理システムをどのように選ぶべきなのか?

選び方のポイントや、有料版とはどのような点に違いがあるのかをご説明します。

おすすめの名刺管理システムもご紹介しますので、参考になさってください。

名刺管理システム有料と無料の違い

名刺管理システ有料無料

名刺管理システムには有料のものと無料のものがあります。

コストは安く抑えたいけど、無料のタイプでも問題なく使えるのでしょうか。

有料版と無料版のシステムでどんな違いがあるのかを考えてみましょう。

  • 機能やデータ量の差
  • サポート体制の差
  • 広告表示の有無

機能やデータ量の差

まず確認しておきたいのが、機能やデータ量の違いについてです。

詳細機能データ量
無料版シンプルな
検索機能のみ
約100枚~
無制限
有料版営業支援の
機能も充実
無制限

管理したい名刺の枚数が増えるほど検索機能は重要ですが、無料版だとシンプルな機能しか使用できません。

より名刺管理の効率化や充実した検索機能を求めるのであれば、有料版の方が使いやすいと感じるかもしれません。

また無料版だと管理できる名刺の枚数に制限がある場合もありますので、事前に確認しておくべき項目のひとつになります。

サポート体制の差

名刺管理システムをより快適にシステムを利用するには、サポート体制が充実しているかも重要です。

サポート体制
無料版サポートが少ない対応が遅い
有料版サポートが充実している

無料版が全てサポートが乏しいというわけではありませんので、無料版でもサポート体制を比較して導入を決めるといいでしょう。

有料版のシステムを使えば、導入時のサポートやトラブルシューティングの対応も迅速であるといえます。

広告表示の有無

名刺管理システムの無料版と有料版では、
広告表示にも差があります。

広告表示
無料版あり
有料版なし

無料版の多くは、広告が表示されるようになっていますので、スムーズに利用ができず業務に支障が出てしまうかもしれません。

広告の煩わしさをなくしたいのであれば、名刺管理システムは有料版も検討してみましょう。

ただ広告の量はシステムによって異なりますので、無料版を試してみてから検討してもいいでしょう。

無料の名刺管理システムの選び方

名刺管理システム選び方

無料の名刺管理システムを選ぶのであれば、このようなポイントを意識してみましょう。

  • 登録できる名刺の枚数
  • 名刺をデータ化させる方法
  • スマホとPCや既存システムとの連携
  • オフラインでも使用できるか
  • 無料期間に制限があるのか
  • セキュリティ性の高さ

登録できる名刺の枚数

名刺管理システムは、無料版だと登録できる名刺の枚数利用ユーザー数に制限がある場合があります。

登録できる名刺の枚数に関しては、これらの細かい条件も確認しておきましょう。

  • 登録上限枚数
  • ユーザー数の上限
  • 月ごとに上限枚数の設定があるのか
  • アカウントごとに上限枚数があるのか
  • 同時登録枚数に上限があるのか

現在の名刺の枚数だけでなく、今後も名刺が増えていくと仮定すると有料版の方がいいかもしれません。

ただし名刺の枚数に制限があるシステムは、他の機能が充実している場合もありますので総合的に判断できるようにしておきましょう。

名刺をデータ化させる方法

名刺管理システムに名刺をスキャンする方法は、主に2つです。

  1. OCR機能を使った自動入力
  2. オペレーターによる手入力

OCR機能とは、画像データを文字データに変換する機能です。

短時間にスキャンできるのがメリットですが、文字認識を誤ってしまうと補正に手間がかかるかもしれません。

オペレーターによって手で入力されたデータは精度が高いですが、反映までに時間がかかるというデメリットがあります。

登録枚数が多いとオペレーターによる手入力は、さらに時間がかかるのがデメリットとなるでしょう。

どちらがいいかは、登録したい名刺の枚数や状況により異なりますので、適切な方を選ぶようにしましょう。

スマホとPCや既存システムとの連携

登録した名刺データをどのように活用していくかによって、他のシステムとの連携を考えておきましょう。

パソコンで使うのであればWindowsやMac、スマホで使うのであればandroidやiOSに対応しているのか、という点です。

CRMやSFAと連携できるシステムであれば、より名刺管理を効率化できます。

共有機能を活用すれば、顧客管理もグンと楽になりますので、既存のシステムに合うツールを導入しましょう。

オフラインでも使用できるか

名刺管理システムオフライン

名刺管理システムはオンラインのクラウドで名刺を管理します。

そのためオフラインで使用するシーンが想定できる場合は、端末にデータを保存できるかを確認しておいた方がいいでしょう。

オフラインでの閲覧に関してもサービスにより違いがあり、全ての名刺情報を閲覧できるものがあれば、登録データのみ閲覧可能というものもあります。

無料期間に制限があるのか

無料で名刺管理システムを使い続けられるのか、という点も事前に確認しておくべきでしょう。

  • トライアル期間のみ無料
  • 期間限定で無料
  • 枚数上限を超えたら有料に

このようなタイミングで有料版への移行を余儀なくされるパターンもあります。

セキュリティ性の高さ

無料版の名刺管理システムを導入する際に重要視したいのが、セキュリティです。

名刺は個人情報なので適切な管理が求められますが、無料版だとセキュリティ精度にばらつきが生じてしまいます。

無料版であってもセキュリティの高い名刺管理システムを選びましょう。

名刺管理システムのセキュリティ

名刺管理システムのセキュリティは、このような項目で確認できます。

  • ログイン時のパスワード認証
  • 生体認証
  • データの暗号化
  • アクセス制限があるか
  • プライバシーマークの有無
  • アプリがアップデートされているか

プライバシーマークとは、個人情報管理の水準が一定以上であるかを第三者機関が認定した際に付与されるマークです。

ログイン時のセキュリティやプライバシーマークの有無は、セキュリティの高さの比較材料となります。

また無料のアプリは作成されたまま放置されている可能性もありますので、定期的にアップデートされているかも確認してみると安心です。

無料で使える名刺管理アプリ

名刺管理アプリ無料

無料で使える名刺管理アプリをご紹介します。

  • Eight|Sansan株式会社
  • myBridge|マイブリッジ株式会社
  • CAMCARD BUSINESS|キングソフト株式会社
  • Wantedly People|ウォンテッドリー株式会社
  • Sansan|Sansan株式会社

Eight|Sansan株式会社

個人向けで利用者の多い名刺管理システムのEightは、デジタル名刺をかざすだけで交換できる機能もついています。

Eightユーザー同士の名刺交換が楽になるのはもちろん、名刺を撮影するOCR技術にも優れていますので管理も便利になります。

無料プランに制限はありませんが、有料プランにすると名刺と連絡先の連携ができたり、共通の知り合いがわかるといった機能が利用できます。

【無料で利用できる機能】

機能制限
名刺管理枚数無制限
保存期間・容量無制限
有料版価格600円/月額
または
6,000円/年額

名刺管理アプリEightはこちら

myBridge|マイブリッジ株式会社

LINEとの相性が良いmyBridgeは、LINEのトーク上でも名刺管理ができます。

個人で使用する際の名刺管理枚数に上限はありませんが、共有名刺帳は100枚までが無料となっています。

登録した名刺情報をGoogle連絡帳に保存したり、Excelでダウンロードもできます。

【無料で利用できる機能】

機能制限
名刺管理枚数無制限
保存期間・容量無制限
有料版価格990円/人(プレミアム)
1,490円/人(プレミアムプラス)

名刺管理アプリmyBridgeはこちら

CAMCARD BUSINESS|キングソフト株式会社

CAMCARD BUSINESSは、10日間の無料トライアルがある名刺管理システムです。

スキャン機能は特許を取得している高度な技術で、読み取りエラーが少ないのが特徴です。

日本語だけでなく、英語やフランス語といった17ヶ国の言語に対応していますので、海外との取引が多い企業におすすめです。

【利用できる機能】

機能制限
無料トライアル10日間
名刺管理枚数無制限
保存期間・容量契約終了まで
有料版価格1,700円/人(スタンダード)
2,500円/人(プロフェッショナル)

名刺管理アプリ
CAMCARD BUSINESSはこちら

Wantedly People|ウォンテッドリー株式会社

完全無料で利用できるのがWantedly Peopleです。

10枚の名刺を同時にデータ化できる機能があり、スキャンした名刺から相手に関連する情報を検索できるようにもなっています。

通信は暗号化されているので、無料でありながらセキュリティが高いのも高評価ポイントです。

【無料で利用できる機能】

機能制限
名刺管理枚数無制限
保存期間・容量無制限
有料版価格なし

名刺管理アプリ
Wantedly Peopleはこちら

Sansan|Sansan株式会社

導入実績が9,000以上あるのがSansanの名刺管理アプリで、法人では82%のシェアを誇っています。

精度が99.9%と高水準のスキャン機能で、100枚の名刺を5分で読み込めますので膨大な名刺管理に最適です。

社内での名刺管理はもちろん、効率的に新規顧客の開拓をしていきたい企業におすすめです。

【利用できる機能】

機能制限
無料トライアル1ヶ月
名刺管理枚数5,000枚
保存期間・容量要問い合わせ
有料版価格見積りにて

名刺管理アプリsansanはこちら

無料名刺管理システムのメリット

名刺管理アプリメリット

無料の名刺管理システムを使うと、以下のようなメリットがあります。

  • 管理の効率化
  • コストがかからない
  • 名刺データを共有できる

管理の効率化

個人で名刺を管理していると、どこに管理したかわからなくなったり、共有に時間がかかってしまったりという悩みがあります。

しかし名刺管理システムを導入すれば、紙名刺のファイリングの手間がなくなるだけでなく、検索機能ですぐに名刺の情報の確認ができるようになります。

名刺管理は本来の業務ではありませんので、本業のための時間を確保するという意味でも、名刺管理システムを活用するのがおすすめです。

コストがかからない

名刺管理システムを導入する際に、
無料のものを選べばコストはかかりません

「無料であれば使ってみたい」「有料版を購入して失敗したくない」「お試しで使ってみたい」という個人事業主の方でも、気軽にトライできるのがメリットのひとつです。

後に有料版に移行するつもりがある場合でも、無料でトライアルできれば安心してシステムの導入ができます。

名刺データを共有できる

名刺をデータとして簡単に共有できるようになるのが、名刺管理システムの大きなメリットです。

従来のアナログ管理だと名刺を交換した担当者1人しか把握できなかった情報が、素早く正しく情報共有されるシステムが整います。

相手の昇進や異動によって名刺情報が変化した場合でも、アップデートできるので便利です。

チームや部署の制限なく、新しいビジネスチャンスを生むシステムであるといえるでしょう。

無料名刺管理システムのデメリット

無料の名刺管理システムは、有料版と比較すると機能がシンプルになってしまうというのがデメリットです。

ただし機能が充実してればしているだけ良いというわけでもありません。

使いたい機能が備わっているのが重要ですので、名刺管理システムをどのように活用したいかを考えてみましょう。

無料の名刺管理システムでも充分に活用できますので、長く使い続けられそうなシステムを選んでみましょう。

名刺管理はオンラインで効率化を

オンラインの名刺管理システムを使えば、
名刺の管理や共有、検索などが簡単にできるようになります。

ビジネスチャンスを逃さないよう、名刺管理を見直してみましょう。

名刺管理システムは無料で使えるものも多くあります。

有料版と比較するとシンプルな機能になるかもしれませんが、必要な機能を厳選すれば無料版でも充分に活用できます。

ビジネスの形や既存のシステム、社内で使いやすいタイプを選んで、業務を効率化させていきましょう。

コラム - 無料で使える名刺管理システム5つ|有料版との違いや選び方のコツまで
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