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【保存版】ビジネス向け監視カメラの種類を8つ紹介!選び方から導入までの完全ガイド

2025年8月15日

「オフィスや店舗の防犯対策を強化したい」「従業員の管理や業務効率を改善したい」と悩んでいませんか?

数ある製品の中から自社の目的に合ったものを選ばないと、導入しても十分な効果を得られず、無駄なコストになってしまいます

そこで本記事では、ビジネス向け監視カメラについて詳しく解説します。

  • メリット・デメリット
  • 形状別の種類
  • 機能・接続別の種類
  • 賢い選び方
  • 導入方法

「これから監視カメラの導入を検討している方」「システムを見直したい方」は、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。

ビジネス向け監視カメラのメリット・デメリット

ビジネス向け監視カメラは、企業の防犯対策や業務効率化に欠かせないツールです。

そこで、メリットとデメリットについて詳しく解説します。

メリット

ビジネス向け監視カメラのメリットを、以下の表にまとめました。

メリット詳細
犯罪やトラブルを未然に防げる・設置するだけで泥棒や不正行為を心理的に抑止できる
・万引きやいたずら、内部不正のリスクを軽減できる
事故や不正の証拠を記録できる・トラブル時の客観的な証拠になる
・交通事故や店内での転倒事故、金銭トラブルの際に事実確認ができる
・証拠があることで解決がスムーズになり、法的対応がしやすい
遠隔から現場を確認できる・スマホやPCからリアルタイムで映像をチェックできる
・急なトラブル発生時にも素早く対応できる

監視カメラは、単なる防犯ツールではなく、多様なリスクから事業を守り、効率的な経営をサポートする役割があります。

デメリット

ビジネス向け監視カメラはメリットだけでなく、いくつかデメリットが存在します。

導入前に、以下のデメリットを理解しておきましょう。

デメリット詳細
導入と運用にお金がかかる・本体価格に加え、設置工事・配線などの費用が必要になる
・クラウド保存やメンテナンス契約も追加コストになる
・長期的に見たランニングコストが必要になる
従業員や顧客のプライバシーに配慮がいる・撮影される側の心理的負担や不信感を招く恐れがある
・トイレや更衣室など、法律で設置が禁止されている場所がある
・プライバシーポリシーや注意表示で透明性を確保する必要がある
カメラだけでは防げない犯罪がある・死角やカメラ破壊、映像の改ざんなどのリスクは残る
・防犯対策としては、施錠や警備員との併用が望ましい

このように、デメリットを事前に把握しておくと適切な対策を立てられ、導入後の問題を最小限に抑えられます

【形状別】ビジネス向け監視カメラの種類5選

ビジネス向け監視カメラは、さまざまな形の種類がありますが、主に5つあります。それぞれの特徴を詳しく解説します。

1.ドーム型カメラ

ドーム型カメラは、オフィスや店舗の雰囲気を壊すことなく、広範囲を監視できるカメラです。

周囲の景観に溶け込むため、屋内の監視に広く利用されています。以下に特徴をまとめました。

特徴詳細
見た目・半球状で天井や壁に取り付けても目立たない
・オフィスの雰囲気を損なわない
費用・本体価格:1万円〜5万円が主流
・設置工事費:1.5万円〜5万円が目安
最適な場所・執務室
・受付
・会議室
・廊下 など
防犯効果カメラのレンズがカバーに隠れているため、どこを撮っているかわかりにくい

ドーム型カメラは、高いデザイン性と高い防犯効果を兼ね備えているため、オフィスや店舗での利用におすすめです。

2.バレット型カメラ(筒型・ガン型)

バレット型カメラ(筒型・ガン型)は、筒状の見た目で「監視している」ことを強くアピールし、犯罪を未然に防ぐ効果が高い監視カメラです。以下に特徴をまとめました。

特徴詳細
見た目筒状で存在感があり、威圧感を与える
費用・本体価格:1.5万円〜6万円
・設置工事費:1台あたり2万円〜6万円が目安
最適な場所・屋外:駐車場、建物の外壁、工場の敷地 など
・屋内:倉庫、資材置き場 など
耐久性防水・防塵性能に優れており、屋外の厳しい環境でも故障しにくい
夜間撮影赤外線LEDを搭載したモデルが多いため、光のない夜間や暗い場所でも撮影できる

バレット型カメラは、筒型やガン型などの存在感と高い耐久性から、屋外や広範囲の防犯を目的とする場合におすすめです。

3.PTZカメラ

PTZカメラは、遠隔操作でカメラの向きやズームを自由に変えられるため、1台で広い範囲を監視できるカメラです。以下に特徴をまとめました。

特徴詳細
見た目・存在感のある見た目
・カメラの向きが変化する
費用・本体価格:5万円〜30万円以上と高価
・設置工事費:3万円〜10万円が目安
最適な場所・広い工場
・倉庫
・商業施設
・人の動きが多い駐車場 など
便利な機能自動で人や物を追いかける機能(高倍率の光学ズーム機能)を持つモデルもあり、より効率的な監視ができる

PTZカメラは、高い操作性と広い監視範囲をカバーできるため、広大な敷地や施設の監視を検討している企業におすすめです。

4.全方位カメラ(パノラマ)

全方位カメラ(パノラマ)は、1台で360度全方向を監視できるため、広い空間を死角なく見渡せるカメラです。以下に特徴をまとめました。

特徴詳細
見た目目立たないシンプルなデザイン
費用・本体価格:3万円〜15万円
・設置工事費:2万円〜7万円が目安
最適な場所・オフィスフロア
・会議室
・店舗内全体
・病院の待合室 など
コスト効率複数のカメラを設置する必要がないため、初期費用や管理の手間を削減できる
利便性録画した映像を後から自由に分割して見られるため、確認作業がしやすい

全方位カメラは、1台で広範囲を監視できるため、コストや管理の手間を抑えつつ、高い防犯性を確保したい場所におすすめです。

5.ボックス型カメラ

ボックス型カメラは、高いカスタマイズ性と存在感を兼ね備えている監視カメラです。以下に特徴をまとめました。

特徴詳細
見た目存在感がある
費用・本体価格:2万円〜10万円が目安(レンズやハウジング費用は別途)
・設置工事費:1台あたり2万円〜6万円
最適な場所・金融機関
・貴金属店
・特定で監視したい場所
防犯効果「監視されている」という意識を強く与え、高い犯罪抑止力を持つ

ボックス型カメラは、犯罪を未然に防ぐ効果とカスタマイズ性の高さから、高いセキュリティレベルを必要とする場所におすすめです。

【機能・接続別】ビジネス向け監視カメラの種類3選

ビジネス向けカメラは、機能や接続で分けると主に3つの種類があります。それぞれ詳しく解説します。

1.アナログカメラ

アナログカメラは、シンプルで安定した仕組みになっており、低コストで監視できるシステムです。以下に特徴をまとめました。

特徴詳細
接続方法同軸ケーブルでカメラとレコーダーを直接つなぐ
費用・本体価格:5,000円〜2万円
・設置工事費:1.5万円〜4万円が目安
最適な場所・小規模な店舗や事務所
・既にアナログ配線がある場所
映像の安定性映像の遅延や途切れが少ない

アナログカメラは、予算を抑えつつ安定した監視システムを構築できるため、費用を重視する中小企業や、既存の配線を活かしたい場所に向いています。

2.クラウド録画カメラ(クラウド型監視カメラ)

クラウド録画カメラ(クラウド型監視カメラ)は、映像をクラウド上に保存でき、手軽に導入できる監視システムです。以下に特徴をまとめました。

特徴詳細
費用・本体価格:1.5万円〜5万円
・月額利用料:1,000円〜3,000円が目安
・設置工事費:1台あたり1.5万円〜5万円程度
最適な場所・災害や盗難に備えたい場所
・初期費用を抑えて手軽に始めたい企業
利便性パソコンやスマートフォンから、いつでもどこでも映像を確認できる

クラウド録画カメラは、録画機能の購入や設置が不要なため、初期費用や管理の手間を抑えつつ、映像データを安全に保管したい企業におすすめです。

3.ネットワークカメラ(IPカメラ)

ネットワークカメラ(IPカメラ)は、インターネット回線を利用して、いつでもどこからでも映像を確認できる監視システムです。以下に特徴をまとめました。

特徴詳細
接続方法LANケーブルやWi-Fiでネットワークにつなぐ
費用・本体価格:1万円〜8万円
・設置工事費:1.5万円〜5万円が目安
最適な場所・複数の拠点を持つ企業
・外出先から店舗の様子を確認したい場所
映像の安定性パソコンやスマートフォンから、いつでもどこでも映像を確認できる

ネットワークカメラは、場所を問わず映像を確認できるため、遠隔での監視や、便利な機能を活用したい企業におすすめです。

ビジネス向け監視カメラの賢い選び方3選

ビジネス向け監視カメラの主な選び方は、3つあります。自社にあったものを見極めましょう。

1. 設置場所と監視目的を明確にする

監視カメラを選ぶ際は「どこに設置して、何のために監視するのか」を明確にしましょう。

そうすることで、必要な機能や最適なカメラの種類を絞り込み、効率的な導入が可能になります。

設置場所と目的によって、最適なカメラは大きく異なるため、具体的な目的を洗い出すことが重要です。

2.機能とコストのバランスを考える

監視カメラは、さまざまな機能や価格帯の製品があるため、自社の目的と予算に合った「本当に必要な機能」を見極めましょう。

多機能な製品は高価になりがちです。

逆に、安価な製品を選んでしまうと、必要な機能が不足して目的を果たせません。

無駄なコストをかけずに最大限の効果を得るためにも、導入目的と予算を考えて、必要な機能だけを選びましょう。

3.保証やサポートがしっかりした製品を選ぶ

監視カメラは長期的に利用する機器なので、初期費用だけでなく、保証や導入後のサポート体制が充実している製品を選ぶ必要があります。

安価な製品を選んですぐに故障したり、トラブル時に適切なサポートを受けられなかったりすると、かえって余計な出費や手間が発生する可能性があります。

信頼できるメーカーや業者の製品を選ぶことで、結果的にコスト削減につながるでしょう。

製品の信頼性とサポート体制は、安心して事業を継続するために必要です。

ビジネス向け監視カメラの導入方法3ステップ

ビジネス向け監視カメラの導入方法は、主に3つのステップに分けられます。それぞれの方法を詳しく解説します。

1. 専門業者に相談して計画を立てる

まずは、信頼できる専門業者に相談して、しっかり計画を立てる必要があります。

監視カメラの設置には専門的な知識が必要です。自己の判断で進めると、機器選びや設置場所を間違えてしまい、期待した効果が得られません。

専門業者に相談することで、自社の目的や予算に最適なシステムを提案してくれるので、無駄なコストを抑えられます

2. 見積もりの内容を確認する

専門業者に相談して、計画をした後は、受け取った見積もりの内容を細かく確認しましょう。

提示された金額だけで判断すると、後から追加費用が発生したり、必要な機器が含まれていなかったりして、予期せぬトラブルにつながります。

具体的には、以下の項目にしっかり目を通しましょう。

  • カメラ本体費用
  • 工事費用
  • 部材費用
  • 諸経費(交通費、出張費など)
  • ランニングコスト
  • 「一式」とまとめられている内訳

このように、見積もりの不明点をすべて解消することで、予算オーバーや導入後のトラブルを未然に防ぎます

3. カメラの設置工事と設定を行う

見積もりの内容を確認した後、専門業者による正確な設置工事と、システムの設定を行います。

専門知識を持ったプロに任せることで、安全かつ効率的にカメラを設置でき、期待通りの防犯効果が得られます

計画した場所に正確に取り付けられているか、ケーブルが適切に配線されているかなど、専門的なチェックが多数必要です。

設置工事と設定は、監視カメラシステムを長期にわたり安定して運用するために最も重要です。

ビジネス向け監視カメラを導入して生産性向上を目指そう

監視カメラは、犯罪抑止やトラブル解決に役立つ一方で、コストやプライバシーへの配慮も必要です。

監視カメラを導入する際は、設置場所や目的に合わせて機器を選び、必要な機能と予算のバランスを考えましょう。 

また、導入後のトラブルに備え、製品の保証やサポート体制がしっかりしているかどうかも重要です。

専門業者と相談しながら進めることで、自社に最適な監視システムを構築できます。

「株式会社プラスト」では、お客様のニーズに合わせた監視カメラサービスを提供しています。

オフィスや店舗の規模、用途などを丁寧にヒアリングし、最適な機器の選定から設置工事、導入後の保守サポートまでをお手伝いいたします。ぜひお気軽にご相談ください。

OA機器サービスー株式会社プラスト

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